今年は、写真家の本城直季さんと「息吹き」をテーマに、東北の季節を空から撮影してきました。
今回撮り下ろした写真には、様々な生命や人々の暮らしがやさしく写り込んでいます。
写真の中には、米粒のような人やマッチ箱のような建物、季節の草花がそれぞれに存在し、
そのひとつひとつが美しく調和する、とても愛おしい時間が流れています。
2018年度のカレンダーでは、これまで気づかなかった東北の魅力、季節の中の小さな生命を探してみてください。
今は、ミニチュアモードのような加工ができるデジカメやスマホのアプリをよく目にしますが、
彼の写真集が出た時は本当に驚かれました。
本城さんの作品をじっと見ていると、精巧なジオラマの世界に吸い込まれるような感覚になります。
機会がありましたら是非、彼の写真集を手に取って見てください。
2017年度のテーマは「巡り会う」
写真家 市橋織江さんと共に制作いたします。
女性カメラマンとして絶大な人気を誇る市橋織江さんは、独自の表現方法と世界観で数々の写真集を出版。広告や雑誌、TVCMや映画のムービー撮影も手掛ける注目の写真家です。代表作として「PARIS」「Gift」「BEAUTIFUL DAYS」など。
近年は、箱根の森美術館やポールミュージアムアネックスなどでの大型写真展を開催。
みちのく応援団、初年度のプロジェクトにも参加いただきました。
今回のカレンダーは、市橋さんが出会った美しい時間と風景を、被災地の子どもたちや、支援くださる皆様と共有したいとの思いでセレクトした6作品で構成しています。
美しく優しい出会いは世界中にあふれています。震災で親を失った子どもたちにも、
新しい出会いに向かって未来へ羽ばたいてほしい。心からの願いを込めたカレンダーです。
みちのく応援団 チャリティーフォトカレンダープロジェクト、2013年度
は、震災で親を亡くした子供たちの進学支援のための奨学基金
「公益財団法人みちのく未来基金」
にカレンダーの収益金すべてを寄付いたします。
「みちのく未来基金」は、復興の礎となるべき被災した遺児たちがその夢
や希望を諦めずに成長し、故郷の復興のために役立ってほしい、との願い
を込め、カゴメ株式会社、カルビー株式会社、ロート製薬株式会社の3社
が立ち上げた基金です。
公益財団法人みちのく未来基金 ホームページ