私ができるジェンダー平等とは
SDGs(持続可能な開発目標)の17ある目標のうちの一つ「目標5.ジェンダー平等を実現しよう」で、
ジェンダー平等の問題が世界中で大きく取り上げられています。
ジェンダー平等を達成するには差別的な認識や偏見をなくすだけでなく、
社会的、経済的構造から変化させていく必要があるそうです。
こうした取り組みの対象は、必ずしも女性や女児だけに限らず、
ジェンダーという社会のなかで男女の役割の違いによって生まれる、
社会的・文化的な性別の偏見や不平等をなくしたすべての人が対象だと考えられます。
ジェンダー平等におけるゴールはすべての人が平等に自由でいられる権利を持つことだと学びました。
そこで、ゴールを達成するために私がすぐにできるジェンダー平等とは何かを考えようと決めました。
調べている中で、今年の春頃、LiallSchönder(リアルジェンダー)という
ジェンダー平等を意識した、一つのブランドが立ち上がったことを知りました。
https://www.instagram.com/lasw810/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D
https://instagram.com/lasw_closet?igshid=YmMyMTA2M2Y=
連絡を取ってみたところ撮影+衣服販売をメインに活動されているとのことだったので
自身の撮影体験と共にこの企業への取材を行ったところ、私ができるジェンダー平等を見つけることができました。
撮影のため、ディレクターの方が、可愛いパーティードレスを用意してくださり
私の小学校5年生からの友達の協力を得て取り組みました。
取材の中で私が1番素敵だなと感じたのが名前の由来です。
LiallSchönder(リアルジェンダー)という名前の由来として
Liebe (リーベ) → 愛 Alltag (アルターク) → 日常 Schön (シェーン) → 美しい Wunder (ヴンダー) → 奇跡
“愛ある日常の美しい奇跡”を描き出すということをブランドコンセプトにし、
LiallSchönder(リアルジェンダー)という名前が生まれたそうです。
カメラマンさんが、今まで色々なカップルや家族、友達同士の撮影をしてきたが
どの愛の形も奇跡的で美しいとお話されておられました。
「女性だから○○」「男性だから○○」という言葉に縛られず
世界中のすべての人が平等に自由でいられる権利を持つために
私自身がすぐにできるジェンダー平等として、まずは沢山の愛や性の形があることを知り受け入れることだと学習致しました。
日本初のダイバーシティホテルを体験
日本初のダイバーシティホテル、「Hotel Cen」に宿泊してきました。
“百人百様の生き方を尊重し、人種や国籍、宗教、性別にとらわれずすべての人に寄り添う”をコンセプトに、LGBT当事者の方がデザイナーとして参画し、建物の構造やサイン、チェックイン方法など、配慮されたサービスを提供されていました。
印象的だったのは、化粧室のピクトグラム。「All Gender」で男女分かれておらず(個室)、全く違和感のない快適な空間でした。また、ロビーには小松美羽氏の作品、外壁やカフェ内にはポップなアート作品があったりと、随所に散りばめられたアートがとてもユニークで「Hotel Cen」の「個性」を演出していました。駅近ですが、静かで仕事にも集中でき、とても良い時間を過ごさせていただきました。
平等/バランス/ダイバーシティ/成長/変化/持続可能性これまでも、これからも
株式会社ウィル・フォースは、2002年の設立以来、多くの女性が活躍する会社です。創業者が女性というのが影響している面もあるかも知れませんが、大伸社グループの一員となって3年近く経った今日でも従業員の過半数が女性です。管理職の男女比率は1:1で、ジェンダーの平等を念頭にバランスの良い経営を目指しています。
実際の業務においても、家事・育児=女性というような偏見を排除し、様々なプロフィールやバックグラウンドを持った人を平等に表現し、ダイバーシティも考慮したクリエイティブを提案できるよう、私たち自身がステレオタイプな思考から脱却することを常に意識しています。そして企業様の目指すグローバルコミュニケーションが日々進化しているなか、私たちもアップデートを続け、絶え間なく変化する市場や生活者とのコミュニケーションにお役に立ちたいと精進しています。
所帯の小さな制作会社ではありますが、産休・育休・時短勤務・時差出社などで社員それぞれのライフステージを応援しています。新型コロナウイルスのパンデミックによって社会全体が変革を余儀なくされましたが、弊社でも早々にリモートワークを取り入れ、ハンコ文化のデジタル化に代表されるような業務効率化も副次的に達成しました。家庭の事情で遠方に引越した社員がリモートワークで働き続けたり、子供の体調不良のためにリモートワークに切り替えたり、柔軟な働き方も取り入れて、社員同士がお互いを尊重し、支えあって業務に邁進しています。
mct企画・運営のConvivial Salonにて
LGBTの理解促進を目指したイベントを開催
ゲストスピーカーとして、LGBTに関連する様々なサービスを提供するソーシャルベンチャー「letibee」の榎本悠里香さんをお招きし、「組織の多様性と幸福度〜LGBTの問題から考える新時代のチームワーク〜」というテーマでセッションを行いました。LGBTを取り巻く社会課題について学びながら、参加者の皆さんと一緒にさらにその先にある組織におけるチームワークや従業員のやりがい、幸福度などのテーマについても考えるきっかけをご提供させていただきました。