北杜市の農産物を使用し 北杜高校と事業者がコラボする 新商品開発プロジェクトを体験
山梨県の北杜市では、北杜市で育まれる安全安心な農畜産物を使用し、市内の事業者と次世代を担う地元北杜高校生が連携し、ビジネスに繋げることを通じて、地域の稼ぐ力を醸成することを目的とした、新商品開発プロジェクトを行なっています。
このプロジェクトは、若者が地域の素晴らしさを理解すること、郷土愛を醸成することにより、SDGsの11番目の開発目標である「住み続けられるまちづくりを」を視野に入れて推進する取り組みで、開発された商品は「食杜北杜」ブランドで販売されています。
今回は北杜市の特産品「大豆」「そば」を活用した商品の開発に向け、北杜高校2年生と市内6つの食品事業者によるWSを体験しました。
まずは、6つのチームに分かれ生徒が考えたアイディアをプレゼンテーション。
プレゼン項目は『特徴』『使用シーン』『ターゲット』などがあり、「SNS映え」や「ヘルシー」など高校生らしい面白いアイディアも聞けました。
その後、事業者の方が開発する商品への想いを説明し、生徒とアイディアを詰めて開発したい商品をシートにまとめ、発表し9月のWSは終了。
10月は前回の続きで、生徒さんと今回の食品事業者の一つの清里ジャムさんに訪問し、無添加のブルーベリージャム作りを体験。
とっても美味しいジャムができました。(実際に商品化されるのはブルーベリージャムではありません)
体験後は、商品開発に向けて『使用材料』や『食感』などの意見を出し合いWSは終了。次回のWSでは、今回出された意見を取り入れ、事業者が作成した試作品を試食し、ブラッシュアップを行います。
商品は来年販売されるので、今後の展開も楽しみにしています。
↓過去の「食杜北杜」の取り組みはコチラから
https://shokuhoku.official.ec/
食材や廃材をリサイクルする循環型の素材について学ぶ
10月末に企業向けに開催された「SDGs対応技術展2022」へ行ってまいりました。
この技術展では50近くの企業がSDGsに関連する素材や技術を紹介していました。
都インキ様の<サステナブルブラックインク>は産業廃棄物として処理されているインクを回収してリサイクルして作られたインクで、廃棄処理にかかる二酸化炭素排出を抑えたインクです。
その他、廃木材を紙のように加工した紙やお米から作った紙など、廃棄物を再利用した紙素材も複数ありました。プラスチック削減と廃棄物のリサイクルという両方のことが考えられている素材で素晴らしいと感じました。
「本来ゴミとして処分されるものを再利用する」という考え方は自分の身のまわりでも活かせるものだと思います。今回の技術展で得た考え方を自分の生活にも活かしていきたいと思いました。