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のどかな田園風景に溶け込むマイクロブルワリーで眼福&口福を堪能
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SDGs体験を考えるときに、大好きなビールで何かできないかと考え、色々と調べているうちに地元産原料100%でビールを醸造する、彦根にあるブルワリーを知りました。このブルワリーでは、ビールを製造する工程で通常は廃棄物となる麦芽カスを田畑の肥料や家畜の飼料として再利用しています。
実際に訪れてみると、どこまでも広がる田園風景の中にポツンと佇むその建物自体も自然換気ができるよう設計され、周囲から浮くことなくその場にあることが当たり前のように溶け込んでいました。
肝心のクラフトビールは、その種類も多く、ラベルもデザインされた、目でも楽しめる美味しいものでした。
車でないと訪問は難しい場所にありながら、若いカップルや小さなお子さんを連れたご家族連れ、年配のご夫婦など、様々な世代の方々が次から次へと訪れ、ビールを楽しむだけでなく、建物の周りに広がる芝生で自然を感じる時間を堪能していました。
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炭酸専用ボトルで(これも素敵なデザイン!)生クラフトビールをテイクアウトし、家に帰ってからもゆっくりと味わいながら、日々無意識に消費しているビールやその他アルコールについて、自分でもできるSDGsがないか思いを巡らせる時間を持てました。
(今回訪れた場所:彦根麦酒 荒神山醸造所)
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ジビエを満喫し、自然の恵みへの感謝を
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友人3名と人形町の居酒屋「獣肉と酒 ぼんくら」でジビエ料理を満喫しました。
野生鳥獣被害対策のために捕獲された鳥獣のうち、食肉として流通しているのは全体の1割にすぎないそうです。
(出典: https://gibierto.jp/sdgs/)
人間にとってのサステナブルな暮らしのために失われた命を、きちんとおいしく食すことが身近でできることだと思います
この日いただいたのは、
・(お通し)羊と下仁田ネギの煮つけ、羊とあごだしのスープ
・羅臼トドのユッケ
・兎のロースト
・羆と原木椎茸のすき焼き
・蝦夷鹿もも肉のロースト
・奥入瀬野菜のおつまみ盛り合わせ
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すべてとてもおいしかったのですが、特に珍しかったのは羅臼トドのユッケ。濃厚な味と香りが脳裏に焼き付いています。
兎のローストはジューシーな鶏肉なようで鶏肉よりコクがあって…兎が”羽”と数えられる所以を感じました。
また蝦夷鹿もも肉のローストが、上品な香りと滋味深い味わいで本当においしかったです。
日本酒や焼酎のメニューも豊富でしたが、この日はナチュールワインと楽しみ、エシカル消費に貢献しました。
おいしく楽しく、自然の恵みへ感謝する時間を過ごすことができました。
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サスティナブルな日本酒の世界を味わう
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日本酒が好きで色々と楽しんでいましたが、歴史に本気で触れたのはこの「SDGs×BENEFIT」でした。米と水と酵母で酒を醸し地産地消する。サステナビリティの概念が広がる以前から、酒蔵が生業としていた姿がそこにありました。
1711年から近代化される前の考えと製法を守っている酒蔵があると知り、是非味わいたいと思い購入することにしました。
自然栽培米・天然水・生酛(麹)という昔ながらの製法で作られた酒は、味わい深く、甘みと酸味のバランスもよく、同じ蔵元の塩麹を混ぜた酒の肴との相性も抜群でした。
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これからも、日本のSDGsの先駆けである日本酒を応援して行きたいと思います。
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サスティナブルな音ってどんな響き?? 〜サトウキビからできた楽器の弦を試してみた〜
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私は幼い頃からクラシックギターを学び、今でも趣味の一つとして弾き続けています。
そうした楽器の演奏を楽しむ中で何かSDGsに関連してできることがないか、と探してみると、消耗品である楽器の弦でサスティナブルな製品が出ていることを知り、今回その弦を試してみることにしました。
今回試してみたのは、イタリアの楽器用弦メーカー、Aquila社が発売している「Sugar」という弦です。
パッケージを開けると、まず目に入ってくるのは低音弦のビビッドな赤い色。この色は、弦の寿命を長くするためのコーティングがなされているためです。そして高音弦は白っぽい見た目をしていて、その素材には「シュガー(砂糖)」という名前の通り、サトウキビ由来の植物性プラスチックが100%使用されています。
一般的にクラシックギターの高音弦には、ナイロンやフロロカーボンといったプラスチック製品が使用されています。ナイロン弦は柔らかく丸い音が、フロロカーボン弦はクリアで透明感のある音が特徴となっていますが、サトウキビから作られた弦はどんな音色を奏でてくれるのでしょうか?
弦を張り替えて音を出したときにまず驚いたのは、どこか金属的な響きがすることです。
指先に伝わってくる弦の感触も「細くて硬い」というフィーリングで、アコースティックギターの音に近いな、というのが第一印象でした。
その後しばらく弾いていると、落ち着いてきて角も取れてきましたが、依然として金属的な響きは微かに残っています。その音色は「明るく、クリアで芯のある音」と言えますが、クラシックギターの弦としてはこれまでにないような特徴的で尖った響きであり、好き嫌いが分かれそうです。
弾き心地としては、反応も早くてよく響く点は好みです。ただその反面、指先の繊細なコントロールが求められるなという印象でした。
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と、ここまで文章でレポートしてきましたが、言葉で音色を伝えるには限界がありますよね。
そこで、今回取り上げたSugar弦と、一般的なナイロン弦で同じ曲を弾き比べてみたので、ぜひみなさんの耳で直接その音の違いを確かめてみてください。
▽動画はこちらへ。▽
https://youtu.be/uWMltQ7GDjA
今回サトウキビから作られた弦を試してみた中で感じたのは、サスティナブルな製品を使うことは日常への刺激になる、ということです。今までのナイロン弦では味わえなかった響きや弾き心地が楽しく、ひさしぶりにギターを弾こう、という気持ちにさせてくれました。
普段の生活でも毎回慣れきった同じ製品ではなく、サスティナブルな視点を意識して製品を選んでみると、いつもと違う体験が得られて楽しくなってきそうです。
みなさんもサスティナブルな刺激、味わってみませんか??
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人工素材シャトルの使用レポート
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一つのシャトルを作るのに、最低でも3羽が必要な天然シャトル。食用に加工する過程で抜けた羽根を使うにしても、羽根の洗浄、消毒、脱色が必要となり多量の水を使用します。
最近新しく出た人工素材のハイブリッドシャトルでは洗浄、消毒、脱色の製造工程を省き洗剤の使用も回避できるため、水資源の節約にもつながる環境に優しいシャトルとなります。
今回はハイブリッドシャトルを含む3種類のシャトルを用意して打球感や軌道、耐久性についてレポートを行います。
外見や羽根の向きや枚数はどれも同じで、混合シャトルはヘッド部分のナイロンがパッと見わかりにくく普通に渡されたら気づかないレベルですが、ハイブリッドシャトルに関しては羽根の色が違うので多少違和感を感じるかと思います。また、羽が不織布のような素材なので持った感触もしっくりしない感じがあります。
打球感に関しては、同じ羽を使ってる天然シャトル、混合シャトルに違いは感じませんが、ハイブリッドシャトルは羽の素材の違いなのかガットが切れるような音がして慣れない感覚でした。ただ、軌道に関してはスマッシュ、クリアーやどのショットでもシャトルに違いは感じませんでした。1つ目は通常使用いている天然シャトル、2つ目はコルクのヘッド部分をナイロンベースに強化した混合シャトル、3つ目は人工羽を使ったハイブリッドシャトルとなります。
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耐久性に関してはハイブリッドシャトルに軍杯があがり、通常1試合で羽が折れて2〜3つ使うところ、ハイブリッドシャトルは人工で強度が高く4試合しても使える状態でした。
単価はハイブリッドシャトルが通常の2倍となりますが、耐久性とコスパを考えると練習ではハイブリッドシャトルの利用はありかと思います。
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伝統工芸に触れながら、エシカル消費との関連性を探る
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観光スポットへ旅行に行く際によく目にする、その土地の技術が生かされた伝統工芸品。
特にお土産屋さんで売られている光景を目にすることが多いのではないでしょうか。
伝統工芸品には工程の多くが手作業で行われていたり、長く受け継がれた歴史があるものが多いため、起源を辿っていくと資源の再利用や自然由来の原料を使用したものが数多く存在しています。
そんな伝統工芸について触れるために、生活の中に生きづく伝統と文化の島、竹富島に行ってきました。
竹富島とは沖縄県の八重山列島にある島で、石垣島からフェリーで15分足らずで行くことが出来ます。
私自身、沖縄の本島には行ったことがあるのですが周りの離島を訪れたことはなかったので想像を膨らませながらフェリーに。。
ついてまず感じたことは、背の高い建物が全然なく、昔からある風景をそのまま切り取ったような素朴で自然豊かな島という印象です。白砂の小道や、赤瓦屋根、サンゴ石を積み上げた石垣で統一された集落は沖縄の原風景を感じることができ、開放的で神秘的な風景を演出していました。
自転車で島を回っていく中で数々の伝統工芸品売り場がありましたが、
その中でも特に印象に残ったのが島の栄えた箇所からは少し離れた場所にぽつんと位置する陶芸用品のお店です。
お店の中を覗くと竹富島ならではの陶芸品がたくさん!
大正時代からの歴史がある線彫りという沖縄発祥の技術を使用した陶芸品や
沖縄に住む鳥、シロハラクイナが描かれた品々など竹富島独自の陶芸品が数多く陳列していて、
その中でも特に惹かれた2点を購入しました。
また、素敵なデザインの陶芸品がたくさんあったので
店主の人に伝統技術や陶芸のこだわりを聞きたい!と思い話しかけてみると
色々な面白いお話を聞くことが出来ました。
○釉薬のこだわり
このお店で使用している釉薬(陶芸品の最後仕上げをするためのクスリ)は地元の草木を燃やした際に発生する灰や、島でとれる土を使用した釉薬を使用しているそうで、木灰から作った釉薬は木によって持っている成分が違うので木の種類によって発色が違ったり、土もとれる土によって完成したときの色味が少し違うようです。
竹富島の伝統を感じながら、廃棄するものや自然のものを価値あるものに変える陶芸の仕組みは素敵だなと改めて思いました。
○小笠原諸島の軽石の再利用
小笠原諸島の海底火山の噴火の影響で、小笠原に軽石がいっぱいあがるので今は軽石を使った釉薬が流行りだそうです。大量にあることから処分が大変だったり生態系にも影響を及ぼしているとニュースで目にしたので、思わぬところに再利用されていて驚きました。
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竹富島の景観を感じとれたあとは、竹富島の歴史を知ることができる「竹富島ゆがふ館」にも行ってみました。
竹富島の伝統や文化、歴史について展示している施設で昔の人々の知恵や工夫を良く知ることができます。
今回竹富島に行き、伝統工芸品の歴史など数多く知ることが出来ました。
伝統工芸品の中にもエシカル消費のような人や社会、環境に配慮した消費が考えられているモノが多くあり、竹富島以外にも他の伝統工芸の歴史を調べてみたくなりました。
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サスティナブルスニーカーVEJAを体験!
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今使用している白スニーカーが少しくたびれてきたので、新しいスニーカーを探していたところ、VEJAというブランドに出会いました。
「VEJA」は2005年フランスで誕生したフェアトレードをポリシーにするスニーカーブランド。
すべてブラジルで生産しており、天然ゴムや自然栽培によるコットンといった環境に配慮した素材が使用され、さらに生産システムを見直しや情報の開示によって生産者や作り手の利益を守ることにも注力している、知る人ぞ知るシューズブランドです。
RECIFEというベルクロタイプのスニーカーを選びました。履き心地は思っていた以上に軽く、とても歩きやすい印象を受けました。
素材自体にも普通のスニーカーと何ら遜色なく、単純に地球環境のことを考えただけではなく、デザインやスニーカー自体の性能にもこだわりを感じました。
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箱の中には製品の背景を語る、VEJAのCO2削減に対する約束や、生産過程や素材をどのように調達しているのか?を明記した「VEJA STORY」というタブロイドが同梱されていました。
英語なので、分かりづらいですが読み込むと、いかにVEJAがしっかりとした思想を持って製品づくりに取り組んでいるのか?が理解できます。
この同梱物のアイデアもおもしろいですが、何より紙面のデザインがとてもステキだったので、僕も今後の案件に活かしたいなと感じました。
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世界最大級の芸術祭「大地の芸術祭」から学ぶ、人と自然のあり方
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新潟県越後妻有で開催されている「大地の芸術祭」に行ってきました。
過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地、新潟県の越後妻有地域は、農業を通して大地とかかわってきた「里山」の暮らしが今も豊かに残っている地域で、自然の中に数多くの作品が展示されていました。
この芸術祭で私が注目したのが「空家・廃校プロジェクト」です。越後妻有に残る膨大な空家を作品として再生し、地域の記憶や歴史を継承されているもので、アートという枠を超えてコミュニティの一部として活用されていました。
今回はその中から二つ、気になった建物を紹介します。
まず一つ目はまつだい駅から歩いてすぐの「まつだい郷土資料館」
江戸時代末期に建てられたけやき造りの民家を利用した資料館で、当時の生活が感じられる囲炉裏や調度品、農具などが印象的でした。大きな大黒柱や梁など隅々まで見学することができ、松代の地域の人々の当時の暮らしを資料をもとに肌で感じながら学ぶことができました。
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二つ目は下条地区の「うぶすなの家」
こちらは1924年に建てられた越後中門造りの茅葺き民家を「やきもの」で再生し、現在は作品兼レストランとなっている建物です。
一階には日本を代表する陶芸家たちが手がけた囲炉裏、かまど、お風呂などがあり、提供する料理も陶芸家の器が使用されています。2階は3つの茶室から成る展示空間となっており、訪れた際は折り紙作家・布施知子さんの作品が展示されていました。
ランチメニューでは妻有ポークや地域の野菜をふんだんに使用した料理をいただき、越後妻有の自然の豊かさを改めて感じることができました。
このほかにも廃校を利用した展示などを鑑賞し、大地の芸術祭のコンセプトの一つである「あるものを活かし、新しい価値をつくる」を実際に体験することで、地域やそこに住む人々に寄り添ったアートのあり方を学ぶことができた旅となりました。
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少し汚れてきたエコバックを染めて、新しい気持ちで再利用
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スーパーやパン屋等でいつも使っているエコバックが少し汚れてきたため、染料の販売専門店「桂屋ファイングッズ株式会社」が主催する染色体験ワークショップ somenova に参加して染めてきました。
最近染料を買って、家でTシャツ等を染めることにハマっているのですが、今回は大きいキャンパストートバックだったため、ワークショップに参加。ギリギリの大きさとのことで、上手く染まるかわからなかったのですが、綺麗に染めることが出来ました。
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染める作業は結構大変でしたが、自分が愛用しているものを長く使っていけるように今後も続けていきたいと思います。
今回のバックは若干シワシワになりましたが、、それもいい味ということで、愛着が寄り一層高くなりました。
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自分で野菜をつくり地産地消
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自宅近所の貸農園で、週末ファーマーとなりました。
3m×5mの限られた空間の中どうしようかと、クリエイティビティが掻き立てられます。
野菜は自宅で消費する分だけ、少量多品種を目指して10種以上作りました。
そんな私の夏野菜満足度ランキング1位は小玉スイカです。
省スペースにするため、支柱を立てての空中栽培。強風で支柱が倒れるハプニングも乗り越え、甘い実をつけてくれました。
スイカは割ってみないと中身が分かりませんが、うまくいって感動でした。
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あと、パプリカの苗を買ったはずが、何かおかしい。パプリカだと思って世話をしていたのは、トウガラシだったようです。
そんなこんなも、まあいっかと、大らかな気分にさせてくれるのはアーシングの効果でしょうか。
野菜以外の「収穫」も多い体験となりました。
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食器の修理を通じて持続可能な社会について考える
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茶碗が割れてしまったので、以前から気になっていた食器の金継ぎに挑戦しました。
市販の金継ぎセットを購入して、割れた茶碗くっつけ、新うるしという塗料に金色の粉を混ぜて茶碗の割れ目に沿って塗っていきました。塗り終わったら1週間ほど乾燥させて使用できるようになります。
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実際に手間をかけて修理することで使い続けることの良さを実感し、リサイクルについて改めて考える機会になりました。
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自然にも人にも心地よくて楽しいモノ・コトを体感できる複合商業施設
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環境に配慮したグリーンビルディングを評価する「LEED 認証」のシルバーランクを獲得している「GOOD NATURE STATION」を訪問しました。
「RAU」の全てのチョコレートはBean to Barというカカオ豆の全製造行程を自社管理し、理想の味わいを追求する手法でつくられています。今回はサンドとジェラートをいただきました。食品提供時の容器やスプーン類は、植物素材の「バイオプラスチック」や紙素材を使用しておりCO2の排出量削減に効果があり人にも地球にも配慮されたものを使用しているそうです。
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施設のコンセプトである「我慢するのではなく、楽しみながら、健康的で良いものを自分らしく取り入れるライフスタイル」を感じることが出来ました。
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ゴミ処理施設の取り組みから自然との共生を学ぶ
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京都市伏見区の「さすてな京都」という、ゴミ処理施設を活用して環境について学べる施設を家族で見学してきました。
施設ではゴミ焼却の仕組み等が紹介され、大型クレーンでゴミが集められ焼却場へドサッと運ばれる迫力に思わず見入ってしまいました。また施設の屋上にはビオトープがあったりと自然との共生についても啓発していて、子供たちはカタツムリやトンボ、アジサイなどを観察して楽しんでいました。
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この日の体験に刺激を受けたのか、子供達は帰宅後からゴミの分別を進んでやってくれるようになりました。同施設はコロナ禍の中、「自宅で学べる」ムービーの制作もたくさん行っていますが、やはり画面で見るのと間近で触れるのとでは体験の質と行動への影響力が異なるのだなあと、嬉々としてペットボトルを袋に入れる子供の姿を見て思いました。次の課題は「どうすればその意識を持続させられるか?」です。
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身近なレストランでのSDGsの取組を学びました
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北海道恵庭市の「えこりん村」に行ってきました。
この施設は、レストラン「びっくりドンキー」でおなじみの(株)アレフが運営していています。
新千歳空港から車で約30分。中には庭園や牧場・レストランがあります。
ウェルカムセンター内に着くと、びっくりドンキーでの取組を紹介するコーナーがあります。お店で出たごみや制服を資源にする取組や、おなじみの木のお皿をリユースする取組など、循環型の仕組みを取り入れていて大変学びになりました。
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印象的だったのは「お子様完食応援イベント『もぐチャレ』」。楽しく食べる喜びを体験してもらうという発想はSDGsという視点だけでなく、子育ての視点でもいい気づきを得ることができました。
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家庭菜園から繋がるSDGs
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コンクリート舗装されたガレージに、ベジトラグ(立体式プランター)を設置して家庭菜園を始めました。
玄関の目の前での栽培なので、収穫にざるを使ったり、店頭で売っているお野菜のような包装がいらないので、プラスチックごみの軽減につながります。
また店頭では出ない捨てられる若芽や出来損ないの野菜を
食べるものへと活用して廃棄物を減らす活動や食品ロスに貢献できます。
今回は小松菜の若芽をスープに使ったり、
無事収穫できた茄子と小松菜はバターソテーにして朝食のおかずにいただきました。
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虫と格闘したり、思ったように実がならなかったりとお世話にかなり手間取りましたが、
次の季節には何を植えようか考える楽しみが増えています。
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海洋ゴミ汚染問題や資源の再利用などをITOCHU SDGs STUDIOで学ぶ
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北青山にある伊藤忠商事株式会社が開設したITOCHU SDGs STUDIOで、海洋ゴミ汚染に
ついて、横浜八丈島が主催する「名画になった海展」と、様々なサスティナブル製品を扱う
「エシカルコンビニ」に行ってまいりました。
「名画になった海展」では、第1部では、「プラスチックゴミの量が魚の量を超える」と言われている
2050年の海を巨匠が描いたらどうなるか、というテーマのもと、AI技術を用いて再現した絵画を展示しています。
展示室では、壁に「富嶽三十六景」の海がゴミで汚染されている様子が描かれています。
他にもゴッホ、ポール・ゴーギャン、喜多川歌麿、、などのアートが飾られており、現代のゴミ問題を提起していました。
「名画になった海展」では、第2部では、「MicroplasticGlobe(スノードームになった未来の海)」として
海洋ゴミが生き物にどのような影響を及ぼすかを、実際のマイクロプラスチックを使用して
ゴミの影響が報告されているクマノミ、クラゲ、アオウミガメ、、などの意匠とともにスノードーム内でマイクロ
プラスチックが舞っていました。
細かく砕かれたマイクロプラスチックを見たのは初めてでしたので、ここまで小さいと海洋生物への影響は
多大だと感じました。
「エシカルコンビニ」では、資源の再利用や無駄な廃棄を減らす為、様々な工夫を用いた商品が陳列していました。
私は破棄される革の端切れを使用したバッグを購入し使用する事で、毎日大量に破棄される革の端切れを活用する意味を
考えていきます。
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「エシカルコンビニ」で商品を購入したら、タンブラーをいただきました。
併設してあるカフェでコーヒーも入れてもらえます。
こちらのタンブラーも資源を再利用したマグカップとの事で、今後大事に使用していきたいと思います。
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