想像以上のリサイクル
紙のリサイクル。
私が小さい時に、牛乳パックを水にけて再生紙を作りました。
実は100%リサイクル用紙も時間をかければ私達でもに出来るんです。
そんな昔を思い出しながら、今回は山陽製紙さんへ伺いました。
パンダのウエルカムボードに心を温められながら、ご説明を受けに販売員さんのところへ。
そして衝撃発言。
「産業廃棄物さえもリサイクルした商品が実はあります。」
えっ!!インパクト強すぎませんか。
最初にそんな説明をした後で後悔しませんか。と思いつつ、詳細をお伺いしました。
地域の廃棄物を用紙に混在させ
脱臭機能を備えた商品がありました。
その商品名は、
和歌山名産「梅」の種を炭にして、使わなくなった用紙(用紙以外では某ファーストフードさまの茶紙)等を混在させて
オリジナルリサイクル再生紙を作り商品化されておりました。梅の実は実用がありますが、
種は産業廃棄物にしているようで、廃棄物削減としてのアイディアは凄いの一言です。
他にも、鹿に食べられても大丈夫な紙袋。
次は米ぬかを配合して作られた商品です。
うんうん。
鹿に食べられても大丈夫って訳でもなく、
鹿がその紙袋を食べ物と認識して追いかけられそうなイメージが・・・って思ったり。
何でも商品化するとはこういう事ですね。
我々も見習わなければという事で、
オリジナルの用紙を作れる事が冒頭で、お伝えする事が出来たかと思いますので、
山陽製紙様に思い切って、「100%オリジナル再生紙」を作成したいとご相談させて頂き、
一緒にいい物を作りましょう。と、まさかの即決を頂きました。
皆さんにご案内出来る様になるには、まだもう少し先ですが、
今は、リサイクルの原料を提出しており、用紙作成のテスト段階です。
試作完成後に値段が分かります。
試作完成後に印刷テストを行い、実用性の確認が取れれば完成です。
今回試作をお願いした用紙は、配合率100%の廃棄用紙のリサイクル用紙です。
100%の廃棄用紙を作られた事が無く、成功し実用化する事が出来れば、日本初であり
「大伸社オリジナル用紙」の完成です。
SDGsの17項目が多いか少ないかは、まだまだこれから分かってくる事ですが、
後世の子ども達につないでいける様にしていこうと思った1日でした。
共創のエコシステム4Revs(a co-creative ecosystem)の実行支援を行っています
4Revsとは人類が直面する「4つの生存チャレンジ」を解決に導くことを存在意義とする、これまでに無かった共創のエコシステム(イノベーション・エコシステム)です。一世代(2020~2050)にわたり活動を続け、世界各地における若手の社会起業家・社会イノベーター・サスティナビリティの実践者と企業を結び付け、4Revsの分野で次世代型のイノベーションを協働・共創により生み出すことを目的にしています。mctは4Revsの事務局支援、個別ツールの制作、グローバルセッションおよびミーティングのファシリテーションなどの実行支援を行っています。