箱根・ポーラ美術館から自然との共生のあり方を学ぶ
開館以来、「箱根の自然と美術の共生」というコンセプトを掲げつづけているポーラ美術館を訪問しました。事前にHPで美術館の基本理念やSDGsへの取り組みを知り、訪問がさらに楽しみになりました。
https://www.polamuseum.or.jp/about/sdgs/
実際に訪問してみると、景観に配慮し、建築の多くは地下に埋まっているのにも関わらず自然の光を多く取り込み、明るく開放感を感じられました。開館10周年を記念して整備された、全長1kmの森の遊歩道ではブナやヒメシャラの新緑が美しく、野鳥のさえずりを聴くこともできます。
自然の中に佇む彫刻作品を見ることもでき、まさに自然とアートの調和を体感できるような空間でした。
様々な建造物を、頻繁に建てては壊している東京にいると感じられにくい「自然との共生」というテーマについて、改めて想いを馳せることができました。
人口減少が続く地方の街での新しい働き方とにぎわい作りの取り組み
人口減少・高齢化が続く南房総の街で、漁師の仕事をしながら軽トラのコーヒー屋台を開業して海岸エリアに人の集まる場を作る取り組みをしている面白い人がいると聞き、その方が営む「フーテンコーヒー」さんに立ち寄ってみました。
その場で軽く話を聞くと、オーナーは20代の方で、大学時代を過ごした江ノ島でコーヒーを飲みながら海岸沿いでくつろいでいる人たちがたくさんいる風景を見てすごくいいなと感じて、海がきれいな地元にも同じような場を作りたいと思ったそうです。その思い通り、お店のある原岡海岸の桟橋近くには多くの人が集まり、流木に腰掛けてコーヒー片手にゆったり過ごす風景がありました。
コーヒー屋台との“複業”でやっている漁師は家業とのことで、高齢化で継ぎ手も減っている中、お店のSNSなどを通して漁師の魅力も伝えたいとも考えているそうです。
「地元にこんな豊かな風景があるんだ」「地元にいてもこんな働き方できるんだ」と知ってもらい地元を出た人が帰ってくるきっかけを作りたいという思いもあるそうです。
訪問を通して、地方の街での新しい暮らし方の可能性を感じ取ることができました。
つくる責任、のむ責任 / 広島が世界に誇る Japanese Craft Gin
Sober Curiousという、敢えてお酒を飲まない選択をする人が欧米のミレニアル世代を中心に増えているらしい。浪速のミレニアル世代である私も、時流に乗るべくお酒はミニマルな消費に抑え、サステナブルなライフスタイルを心がけています。
一方で近年はすっかりジンにはまっており、この機会に蒸留所の見学をさせていただきました。
ー クラフトジンを求めて
廿日市市にあるSAKURAO DISTILLERYは、100年以上続く酒造メーカー、サクラオB&Dの蒸留所です。
クラフトジンは日本でも盛り上がりを見せていますが、「飲む香水」とも言われるように個性的なボタニカルを使用した風味が特徴です。こちらでは珍しく地元で採れるというジュニパーベリーや、特産である柑橘類、牡蠣の殻などを使用し、広島にこだわったジンを製造しています。
ー 環境を守り、次世代へ繋げる
地域の特性・資源をいかしたものづくりを持続的に行っていくためにも、環境保全活動を行っているそうで、美味しい商品をつくる使命やブランド存続の思いと同時に、豊かな自然環境を次世代へ繋げようという責任が感じられました。
ー のむ責任を果たす
好きな商品の背景を知ることは、その取り組みが賛同できるものであれば、より消費体験の満足度が高まって良いですね。
見学の最後にはお土産もあり、桜尾ジンが飲めるお店をたくさんご紹介いただきました。責任をもって一つ一つ訪れたいと思います。
DCDとDELの合同メンバーにて沖縄のSDGsを共有体験!
DELの池田さん、小川さん、矢野さん、DCDの一色さん、大渕さん、宮本の6人で、
事業会社間の交流を深めながら6つのSDGsテーマを皆で共有体験してきました。
私からは道中立ち寄った、有形文化財にも登録されている琉球建築様式の古民家を活用した
沖縄そば「屋宜家」さんの紹介をいたします。
「屋宜家」さんは一言でいうと沖縄ノスタルジックを体験できる空間です。
周囲をサトウキビ畑に囲まれている事もあり、お店もゆとりのある空間(約360坪)で、
入口のブーゲンビレアのアーチをくぐり、門と家の間にある「ひんぷん」という壁を曲がり、
大きなガジュマルのある広めの庭の先に伝統的な建築様式で造られています。
沖縄そばとぜんざいがとても上品な味でゆっくりと食事を楽しめました。
とても風通しがよく、座敷に座ってくつろいでいると、
まるで「久しぶりに来たおばあの家にいる」不思議な落ち着きを感じられます。
お店に入り食事をする一連の流れの中に、
琉球ならではのお出迎え様式や建築美が感じられ、
近代化が進む那覇やラグジュアリーなリゾート開発が進むビーチとは違った
昔ながらの琉球文化を感じる事が出来ました。
お薦めなので、
沖縄に行った際は立ち寄ってみてください!
▽食べログ「屋宜家」
https://tabelog.com/okinawa/A4704/A470402/47001738/
自然に生殖する植物について色々知ることができました
今回、中学の恩師(理科)と同級生と山歩きをする機会があり、恩師と同級メンバーで矢田山に行ってきました。
植物を専門とされている先生だったため、歩きながら色々な植物について解説していただき、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
途中で 生殖植物の保護活動をされている方に出会ったり、生態について調査されている方に出会ったりと、全く触れることがなかった世界を垣間見ることが出来たことは、今回山歩きをしたからこそと思います。
知らなかったらただの草花として刈ったり摘み取ったりしてしまいがちですが、なんでもない草が保護対象になっていたり、自然に咲いている小さい花が絶滅に瀕していたり、知識がある方と一緒じゃないとわからなかったことをたくさん教えていただきました。
地元「有馬温泉」で、SDGs体験!
今回、SDGs目標8「働きがいも成長も」意識しつつ、雇用創出や伝統を守るためにも「持続可能な観光業」の体験をしてきました。
訪れたのは豊臣秀吉が愛したことで有名な「有馬温泉」
伝統銘菓である炭酸せんべいの工場見学をしたり、築60年の歴史ある旅館に宿泊し、
有馬温泉の名物湯金泉につかり、地元食材の料理を堪能しました。
非日常体験をすることによって、新たなアイデアの発想や幸福感を得ることができました。
ありがとうございました。
プロジェクトメンバーと沖縄のサスティナブル文化を体験・学習
直近スタートしたDEL×DCD合同スペースプロジェクトメンバー6名と交流も兼ね沖縄のサスティナブル文化と歴史的建造物を体験・見学し学んできました。
2泊3日のツアーでしたが沢山の学習ができました。
①古宇利大橋・古宇利島で建造物見学と砂浜でのごみ拾い
沖縄指折りの絶景スポットである古宇利大橋を見学し、構造体の勉強と近年人気スポットとなる古宇利島のスタイリッシュなホテルやレストランなども見学、また古宇利大橋の砂浜では人気スポットの弊害が伴うごみ問題があり、微力ながらゴミ拾いを実施。
レストランでは『カラダに優しい・地球にやさしい』と言われているオーツミルクを使用したカフェラテを体験。癖もなくとても美味しくいただきました。
②やちむん(沖縄の焼き物)工房 『琉白』ショップ見学
沖縄の土で作る沖縄の焼き物やちむんの工房『琉白』のショップを見学、焼き物自体のデザイン性とショップデザインに魅了され食器を数点購入しました。
ショップは地面と什器にやちむんで使用する沖縄の土を敷き詰めた斬新なデザインでした。
③ガンガーラの谷で沖縄の自然を学ぶ
ガンガラーの谷は、数十万年前の鍾乳洞が崩れてできた太古の谷。
2万年前の人類「港川人」その居住区の可能性から発掘調査が継続され、これまでに世界最古となる約2万3千年前の釣り針が
発見されています。歴史あるガジュマルも多く生息し沖縄の歴史を学びました。
瀬戸内国際芸術祭を通してSDGsを学ぶ
地域とアートの取組みについてかねてより興味があり、この度、瀬戸内国際芸術祭2022に参加してきました。
瀬戸内国際芸術祭とは、2010年から3年に1度のペースで開催されている芸術祭で、今年で5回目の開催となります。
瀬戸内国際芸術祭はSDGsの取組みに力をいれており、「海の復権」やゴミ・空家問題について取り組んでいるほか、島それぞれでも地産地消、地域再生、海や緑の保全など、さまざまな活動が行われています。
そんな数あるSDGsの取組みの中で私が注目したのは、犬島にある、犬島精錬所美術館です。
この美術館は犬島に遺された銅精錬所の遺構を保存・再生した、循環型社会を意識した美術館です。
「在るものを活かし、無いもの創る」というコンセプトでつくられた美術館は、犬島由来の素材を利用したり、太陽や地中熱などの自然エネルギーを利用することで、環境に負荷を与えない施設となっています。
建物と海を掛け合わせた景観も素晴らしい上に、美術館内の展示も、建物を活かした展示がなされており、とても見応えのある素晴らしい展示でした。
犬島の他の作品や、他の島で見られるアートもどれも素敵なものばかりでした。
3年に1度の芸術祭、2022年の本年がちょうど開催年ですので、ご興味のある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
音楽の力で東北に光を!『ARABAKI ROCK FEST.22』で感じた自然野外型フェスの可能性。
東北地方では最大の自然野外型フェスだが、コロナ影響もあり2年連続で中止、3年ぶりの開催となった。そのためステージ数と飲食店舗の出店数は減少、スケールダウンしている印象があり少々不安もあった。
ただ実際に足を運ぶと、演者・スタッフ・観客関係なく、このフェス成功させようとする姿に溢れていた。予算と最新の設備に任せた仕掛けがないからこそ、大事な人と人との繋がりや、文化を真正面で感じる【ここにしかない空間】が満ちていたのだ。
ポジティブなパワーとアイデアで人を巻きこみ、DIY精神をもって自分たちで築き上げる自然野外型フェスは芯が強く、揺るがない。音楽×経済×地域文化の継続的な形成ができるのではないだろうか?
北九州市:エコタウンセンターと環境ミュージアムを訪問
北九州エコタウンは、環境・エネルギー問題を解決しながら地域の発展を支えるエコタウンの取り組みや活動を紹介する一大プロジェクトセンターです。 響灘エコ・フロンティアパークは、風力発電や太陽光発電など、低炭素エネルギーの生産拠点として最適な環境を実現しています。
北九州環境ミュージアムでは、過去に公害問題が発生し、青い空と海を取り戻した歴史を紹介するとともに、より環境に配慮した生活を送るための実践的で楽しい情報を提供します。
両地域の訪問とセンターメンバーとの交流しました。
瀬戸内国際芸術祭で学ぶ「アート×地域再生」の在り方
3年に1度、瀬戸内の島々を舞台に開催される瀬戸内国際芸術祭は、「『海の復権』をテーマに、現代アートの力を借りて、島のお年寄りの笑顔を願い、瀬戸内海が地球上の全ての地域の『希望の海』となることを目指す、壮大な地域再生の取り組みである」という理念を掲げています。
実際に訪れてみると、島の暮らしや地域性にリスペクトが込められた作品が数多くあることがわかりました。独自の発展を遂げた産業にスポットが当てられた作品や、空き家や漂流物を扱った作品、産業廃棄物の不法投棄による風評被害にさらされた「食」の再生を目指す作品など、単に「島×現代アートによる観光地化」ではなく、「アートを通して地域を知り、学び、次世代に繋げる」という構図がきちんと体現されていると感じました。
島内の個人商店や飲食店は多くの観光客で賑わい、道端での果物や野菜の販売なども見受けられ、島民の方々にとっても一大イベントとして受け入れられている様子でした。またぜひ足を運びたいと思います。
日本初のビオホテルに泊まりました。
2001年にヨーロッパで発足した「ビオホテル協会(Die BIO HOTELS)」の厳しい基準をクリアした認定ホテルのことを「ビオホテル」と言うそうです。食事、コスメ、タオル、ベッドリネンなど、使用するものすべてがオーガニックなホテルが日本にもあります。日本初のビオホテル認証を受けた、長野県「カミツレの宿 八寿恵荘」に泊まってきました。
化学調味料や添加物を一切使用しないオーガニックな食事がでます。
食材は、自社農園や地元池田町の契約農家で丹精込めて育てられた野菜が中心です。
お風呂は自家栽培されたカモミールエキスの染み込んだお風呂で、環境にやさしいバイオマス燃料である木質チップで温めています。地元の間伐材などを利用して、山の環境保全や地元林業の活性化にも繋がっているそうです。
湯船を温める方法にまで気を配っているなんてすごいです…!
知る人ぞ知る人気ホテルでもあり、自然の中にいるかのような心地のよい贅沢な空間でした。
この宿を知ったきっかけをスタッフの方に聞かれて、会社からサスティナブルな旅行などに対して、
補助金が出ることをきっかけに見つけたことを伝えていたところ、素晴らしい制度だと感心されていました。
70周年事業をきっかけに、今後も大伸社にこのような福利厚生があると社員がいい経験が
できるきっかけになりそうですね。
まだSDGs×BENEFIT を計画されていない方、ご興味のある方は是非、日本国内のビオホテルを調べてみてください!
身近な海に住む小さな生き物を発見!その環境を楽しみながら考える良い機会に。
兵庫県潮芦屋のビーチで、子供たちと磯遊びに挑戦してきました。
護岸工事も終わりトイレなども整備されていて、一見キレイなビーチ。
でも夏になっても遊泳できません。水質がその理由の一つなのでしょう。ゴミが結構流れついていました。
砂浜の脇には人工の磯があります。そこで子供たちと網を持って、生き物を捕獲、観察しました。
10分もすれば、たくさんの獲物。特にヤドカリはいっぱいいました。他にも、カニや小魚、貝、イソギンチャク?みたいなものまで。子供たちは初めて見る生き物に悲鳴なのか歓声なのか分からない大声をあげて大興奮。
最後は捕まえた生き物を放してあげて、代わりにゴミを拾って、良い思い出にできました。
家族、友人、子供とSDGSについて学んできました。
家族、友人、子供たちと一緒にSDGSについて学びに行ってきました。
会場では、たくさんの企業がSDGSへの取り組みを紹介しており、
普段の生活の中にも、早速取り入れられる取り組みや、
ワークショップを通じて新しく学ぶことができました。
会場には小さな子供が多く、小さなころからこのような
日本のことだけでなく世界基準で環境や、エネルギーについて
考えることができる良いきっかけになったと思います。
フェアトレードの取り組みで栽培されたコーヒーを購入し、
生産者への、適正な価格と長期的な取引を約束し、第三者の客観的な
立場から定期的に監査を行い国際フェアトレード認証ラベルによって
保障されていることも学ぶことができました。
規格外野菜を購入し、農家さんを応援・食料ロス減少の取り組み
味はいいのに形がふぞろいやキズありで食べらるのに出荷できない野菜がたくさんあります。引き取り手がいないとそのまま廃棄されてしまうことも。
日々の生活の中で家族で貢献できる取り組みとして、もったいない野菜を購入し、家族でおいしくいただく事で、少しでも廃棄を減らす活動を継続していきたいと思います。
形が悪く不揃いでも切ってしまえば同じ、大きすぎるなら切り方を変えて、少し硬くなっているなら揚げてしまえば柔らかく、少しの工夫で美味しくいただける事を子供達にも料理を通じて教えていきます。
最寄りのスーパーでも時々、不揃い野菜の詰め放題をやっているので子供と楽しみながら参加しています。
購入野菜
形の悪いニンジン・不揃いミニトマトとピーマン・収穫時期が少し過ぎてしまった春菊・大きすぎる玉ねぎ・小さいチンゲンサイ・ぶなしめじの株元・こぶりのミカン
献立:
■チンゲンサイの炒め物
チンゲンサイ・ニンジン・ピーマン・豚肉・パプリカ・ゴマ・ウエイパーで味付け、とろみをつけて完成。
形が悪くても切ってしまえば問題なくおいしくいただけます!
■春菊・ぶなしめじの株元・ニンジンのかき揚げ
少し硬くなった春菊と見た目が悪いしめじ株は、ニンジンと油揚げとあえてかき揚げにすることで、硬さも・見た目もクリア。
ビールのあてに最高
■温玉ねぎドレッシング和え
大きいので1センチ幅にカットして電子レンジでチン! お気に入りのニンニク旨ドレッシングと鰹節をかけて。
玉ねぎがとても甘くてトロトロでした。
■トマトのハニーマリネ
傷のついたトマトの皮は湯むきして、ドレッシング和えに(酢・はちみつ・砂糖・オリーブオイル・黒コショウ)
トマトが苦手な子でも食べられます!
自転車で奈良一周してきました。 自然豊かな街”奈良”の魅力を改めて発見!
大和西大寺 → 尼辻 → 西ノ京 → 大和郡山市 → 奈良市内(春日大社)を サイクリング
自転車で市内観光ができる街 ”奈良”は、まだまだ自然豊かです。
この時期はホトトギスの鳴き声や池にはカモやカメ、そしてあぜ道には桜、レンゲ、菜の花、雪やなぎなど
多くの花を目にし、都会では見ることのできない自然を肌で感じることができました。
奈良は自然だけではなく由緒ある寺院も多いのですが、自転車で小道を走りながら小さなお寺などを見つけてみるのも奈良の魅力の1つです。ぜひ自転車で奈良を回ってみてください。