純度100%の闇の中でダイバーシティを考える。
前々から気になっていたドイツ生まれのソーシャルエンターテインメント「ダイアログインザダーク」を体験してきました。
決して目が慣れることのない、全く何も見えない漆黒の中で、視覚障碍者の方にアテンドして頂き、視覚以外の感覚を頼りに色んな体験をするものです。
最初に「白杖」の選び方、使い方をレクチャー頂きました。腰から胸までの高さのものを選び、1メートルほど向こうを
肩幅位、左右について進みます。次に、障害物の確認。下にある障害物へいきなりアプローチすると顔を打つことがあるとのことで、しゃがんで、指を傷めないようにまずは手の甲を出すそうです。なるほど!
実は、不安もありました。けれど、アテンド頂いた「トランプさん」がとても頼もしい方で、自然体にこの状況を受け入れる事にすると、闇の中でも結構楽しむことが出来ました。
驚いたのは、トランプさんが私たち参加者の状況をちゃんと「みて」下さっていること。これは本当に驚くべきことでした。
例えば、相方の転がした鈴入りのボールが少しそれてきたのですが、その状況をピタリと言い当てられました。「今、ヨリちゃんは体をひねって手を伸ばしてボールをキャッチしましたね」と。
さらに、二人で行った別の競技でも、「先を行くヨリちゃんがすごく早くて、エクちゃんは一生懸命ついていってましたね」。これにはエクちゃんも「その通りです!」とびっくり。当の私は全然気付いていなかったのに。
真っ暗闇の中では、何をするにも「声かけ」が重要です。情報を伝え合う事で、色んな動作が可能になり、互いにリスクを減らせます。そうしなければ共同作業はうまく運ばず、誰かの手や足を踏む事になってしまうでしょう。
視覚を使えないとはどういうことか。そのためにどのような工夫、心がけが必要か。特に人との関わり合いの中でコミュニケーションの占める重要性について、実体験を通して認識を新たに致しました。
今度、聴覚を使わない「ダイアログインサイレンス」もスタートするそうで、こちらも機会があればぜひ参加したいと思いました。東京の竹芝ですが、皆さんにも是非体験をお勧めします。
とても身近なSDGs【地域清掃プロジェクト】
私は「green bird」というプロジェクトへ参加し、
今年から住み始めた地域の清掃ボランティアを行いました!
「green bird」とは「きれいな街は、人の心もきれいにする」をコンセプトに
誕生した原宿表参道発信のプロジェクトです。
世界中に細かなチームがあり、日本の関東だけでも渋谷チームや表参道チームなど34のチームがあるそうです。
今回その中の武蔵小杉チームのボランティアに参加しました。
内容は、駅前から住宅街へと約1時間ゴミ拾いをするというものです。
やはりゴミ拾いは街だけでなく心もきれいになりますね!
この体験で段何気なく過ごしている街も、
このようなボランティア活動が陰から支えていることを実感いたしました。
この地域清掃は身近な体験であることから継続して参加している方も多く、
そういう意味ではSDGs【持続可能な開発目標】にとてもぴったりな体験であると思います。
ボランティア後にかわいいストラップもいただきました。
今後も手に届く身近な体験を探し、継続してSDGsに触れていこうと思います!
プロギングで心も体も健康になろう
プロギング(Plogging)は、スウェーデン語で「拾う」という意味の「plocka upp」と英語のジョギング(jogging)を組み合わせて、「ゴミ拾いをしながらジョギング(ランニング)」することです。地球に優しく、かつ健康づくりにもなるということで、親子で参加してきました。
イベントは、1時間半程度で約4キロの距離をジョギングしながらゴミ拾いを行いました。一見すると綺麗な街に見えましたが、周りをキョロキョロしながら動いていると想像以上のゴミが見つかりました。ジョギングしながらゴミを拾うのは中腰になったりするので、続けていくと筋トレにも繋がりそうでした。
終わってみると、ゴミも拾って街も綺麗になり晴れやかな気分でいい体験ができました。
各所でイベントを行っていますので、気になったら参加してみてください!
https://plogging.jp/
東京のカフェ巡りでSDGsの取り組みに触れ、共感し、理解して「自分ごと」に一歩近づいた一日!
私はSDGsを自分ごととして捉え、実践するために東京都に行ってカフェ巡りをしました。
私はSDGsの取り組みについてまだ理解が浅く、まずはSDGsの取り組みとは何なのか知るための活動から始める必要があります。
今回のゴールはSDGsを、より「自分ごと」として捉えることです。
そのために、私の身近な趣味であるカフェ巡りと紐づけることで、「SDGsの取り組みってこういうことか」とイメージできるようになるのではと考えました。
結果として、SDGsの取り組みに触れ、共感し、理解してSDGsの取り組みの一部をイメージできるようになりました。
具体的には、SDGsの取り組みを行っているカフェを利用し、その店の取り組み内容に共感することで自分ごと化することができました。
やきものの里を巡って、伝統を学ぶ、(愛媛県砥部町)
伝統工芸品の砥部焼の産地、愛媛県伊予郡砥部町を訪ねました。
今回の目的は、
①砥部焼のことを学ぶこと
②窯元に伺い、実際に食器を購入すること
③生活の中で食器を使ってみること
でした。
①砥部焼のことを学ぶこと
松山市内から車で40分ほどの場所に砥部町はあります。まず最初に訪れたのは、「砥部焼伝統産業会館」。こちらでは磁器以前の陶器を焼いていた時代から現代まで、砥部焼の作品が一堂に展示してあり、その時代時代の砥部焼を実際に見ることができました。江戸時代から砥部は「砥石」の産地で有名であり、砥石屑を原料に、磁器を生産し始めたというのが、砥部焼のはじまり。大正時代から昭和にかけては、東南アジアへの輸出も多くピークを迎えました。その後戦時下に入り統制がかかり、斜陽になったところに、「民芸」で有名な柳宗悦やバーナードリーチが、指導して、民芸調が主流になり、復活していったという歴史があります。
②窯元に伺い、実際に食器を購入すること
家族経営的な小さな窯元が多い砥部には、大小60以上の窯元があるようです。今回私が訪れたのは「中田窯」。
販売所と工房があり、販売所は非常に小さい間取りに、食器を中心に所狭しと砥部焼が置かれ売られています。
奥様「どこからですか?」
西村「東京からです」
奥様「おひとりですか?男性一人でくるのはのは珍しいね、料理しますか?」
という感じで、肩のこらない会話をしていただき、ありがたかったです。
お話をお聞きすると、(旦那様が)歳もあって、伝統的な砥部焼もつくりつつ、作りたいものを作る、と言っていろんなもの作っているのです、ということを教えてくれたり、
1月(2023年)に銀座の松屋で砥部焼の展示会にでるのです、、というような営業的な話もしていただきました。
■(店内の写真がないのが残念ですが)作品は食器が中心で、すっきり控え目で、普段使いしやすいものばかり、どれもほしくなりました。
③生活の中で食器を使ってみること
「中田窯」で購入したものを実際、家で使ってみました。砥部焼は「呉須」という青色が特徴で、地肌が少し「青み」がかっているのが特徴です。厚手でずっしりとしてますが、手になじみ日用使いにとても重宝しそうです。
■まとめ
今回砥部町を訪れて、まなんだのは「伝統」を継承する姿勢です。長い間培われた技術を、今の時代にあわせて変化させて、焼き物をつくっていくこと。購入した砥部焼を遣いながら、「伝統」を味わっていきたいと思います。
素朴さと高級感を同時に感じさせてくれるオフィス鞄
毎日使用する会社の鞄を、SDGsの給付金で購入させて頂きました。
全てフェルトで作られている鞄という説明で、ちょっと変わっている素材を使用している点に惹かれて、サイトを眺めていました。
サイトの中で、「フェルト工場で余ったフェルト破片を使用している」点はもちろんSDGsにつながっていますが、「地元の職人とのコラボレーションを行うことで、地域に根差したミニマムな世界観を体現している」点が、私にとっては非常に魅力的でした。
エストニアという、行ったことのない街で、地域に根ざして活動をしている職人の方の作品を私が使う。
そう考えると、なんだか少し神秘的に思えて、より貴重な物のように感じ、購入しました。
実際届いてみて、びっくりしました。
フェルト生地ではあるものの、とても頑丈に作られており、またカバンの取っ手は柔らかな革が使われており、非常に高級感を感じられる鞄になっていました。
この鞄は、これから毎日会社のお供になるわけですが、そのための存在だけではなく、手にする度に、この鞄が造られた背景、この鞄を作って下さった職人さん達を思い出させてくれる存在でもあります。背景や職人さん達を思い出しながら、感謝の心を忘れずに、この鞄と過ごしていきたいです。
SDGsに取り組むスポーツ事業とサポーター
SDGsの取り組みについて考える中で、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)のJ1参入プレーオフ決定戦の観戦に行ってきました。
スタジアムには毎試合数千〜数万の観客が集まるので、当然ながら非常に多くのごみが出ます。
今回決定戦が行われたサンガスタジアムでは各所に分かりやすくエコステーションが設置され、紙類・ビニールプラスチック類・ペットボトルとごみの分別が行われていました。
またスタジアム前広場ではごみの分別だけでなく、スタジアムグルメで使用する食器類をリユースできるものにして回収も行っていました。
サッカー観戦での私の楽しみの1つにスタジアムグルメがありますが、それぞれの地域の特徴がよく出る部分でもあります。その土地で育てた畜産物や収穫した農産物を使用して地産地消を目指している出店も多く、そういった部分でもSDGsに貢献していると言えます。
この日は九条ネギをたっぷり使用したホットドッグをいただきました。持ち運び用のパックも袋も紙製で、プラスチックごみ問題への取り組みも窺えました。
残念ながら私の応援クラブは決定戦まで勝ち残れませんでしたが、クラブが掲げる「子供達に夢を!」「100年続くクラブのDNAのために。」の理念を胸に、今後もSDGsを支援するJリーグとそのクラブが根ざす多くの地域の発展をサポーターとして応援していきたいと思います。
自転車×キャンプで 自然に優しく自然を楽しむ
環境への負荷を最小限にしながら自然を楽しむ自転車キャンプにチャレンジしました。
【3つの目標】
1. 自転車移動でCO2フリー
2. 自然エネルギーを活用
3. ゴミを最小限に
自転車とバックパックにキャンプギアを積み、キャンプ場まで片道70キロを走りました。日中にソーラーランタンとソーラーパネルでスマホを充電、水は川から汲んで小型フィルターで浄水しました。
調理はアルコールストーブと固形燃料1つのみを使用し、夜はささやかな焚き火とキャンドルランタンの灯りでゆったりした時間を過ごしました。
水道やガス缶を使う普段のキャンプよりひとつひとつに手間がかかるのですが、そういった手間を楽しむことこそがアウトドアの本質的な楽しみであることを再認識し、同時にライフラインのありがたみを感じました。
食べ物はジップロックに入れかえて持参するなど努めましたが少量のゴミが出たため、自宅まで持ち帰って捨てました。ゴミを出さないことの難しさを改めて痛感しました。
こういったミニマムなスタイルでこそ味わえる旅の魅力は自分にとって面白く、今後も環境に配慮した旅を続けていけたらと思います。
農家直営 農園料理店での食事を通じ、地産地消や有機循環農法について考える
SDGsの身近な取組みのひとつ「地産地消」という考えに興味を持ち、
地元農家が「有機循環農法」により育てた野菜を農園料理としてふるまう
農家直営の店「杉五兵衛」へ行ってきました。
「自然を生かし、自然に生かされる」という農園主のモットーのもと、
有機循環農法により大切に育てられた野菜や果物は、普段食べるものよりも
味が濃く、元来野菜を好まない私でも大変美味しく感じました。
有機循環農法(家畜の糞→堆肥→野菜の生育→農園料理→残滓→家畜の餌→家畜の糞…)は、
昔ながらのスタイルともいえる循環ですが、これこそ本来のあるべき姿であると感じました。
地産地消の取組みは、農産物の輸送にかかるエネルギーを抑え、
環境負荷を軽減するだけでなく、生産者と消費者が恵みあう関係をつくり出し、
持続可能な地域社会の構築につながるものであることを学びました。
また今回の体験を通じ「大阪エコ農産物」という存在を知りました。
「大阪エコ農産物」とは、農薬、化学肥料の使用を半分以下に抑え、
大阪府内で栽培された農産物のことを言います。
販売店は大阪府内に多数あり、私の住む地域でも比較的手軽に購入できることを
初めて知りました。
試しに季節の野菜(里芋、バターナッツかぼちゃ、柿)を購入してみました。
地元の伝統品種で希少品種と表記のあった里芋は、柔らかく、ねっとりとした食感で、
また買いたいと思う逸品に出会うことが出来ました。
これまで意識しなかったSDGsへの取り組み「地産地消」に目を向けたことにより、
様々な体験や発見をする良い機会になりました。
私ができるジェンダー平等とは
SDGs(持続可能な開発目標)の17ある目標のうちの一つ「目標5.ジェンダー平等を実現しよう」で、
ジェンダー平等の問題が世界中で大きく取り上げられています。
ジェンダー平等を達成するには差別的な認識や偏見をなくすだけでなく、
社会的、経済的構造から変化させていく必要があるそうです。
こうした取り組みの対象は、必ずしも女性や女児だけに限らず、
ジェンダーという社会のなかで男女の役割の違いによって生まれる、
社会的・文化的な性別の偏見や不平等をなくしたすべての人が対象だと考えられます。
ジェンダー平等におけるゴールはすべての人が平等に自由でいられる権利を持つことだと学びました。
そこで、ゴールを達成するために私がすぐにできるジェンダー平等とは何かを考えようと決めました。
調べている中で、今年の春頃、LiallSchönder(リアルジェンダー)という
ジェンダー平等を意識した、一つのブランドが立ち上がったことを知りました。
https://www.instagram.com/lasw810/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D
https://instagram.com/lasw_closet?igshid=YmMyMTA2M2Y=
連絡を取ってみたところ撮影+衣服販売をメインに活動されているとのことだったので
自身の撮影体験と共にこの企業への取材を行ったところ、私ができるジェンダー平等を見つけることができました。
撮影のため、ディレクターの方が、可愛いパーティードレスを用意してくださり
私の小学校5年生からの友達の協力を得て取り組みました。
取材の中で私が1番素敵だなと感じたのが名前の由来です。
LiallSchönder(リアルジェンダー)という名前の由来として
Liebe (リーベ) → 愛 Alltag (アルターク) → 日常 Schön (シェーン) → 美しい Wunder (ヴンダー) → 奇跡
“愛ある日常の美しい奇跡”を描き出すということをブランドコンセプトにし、
LiallSchönder(リアルジェンダー)という名前が生まれたそうです。
カメラマンさんが、今まで色々なカップルや家族、友達同士の撮影をしてきたが
どの愛の形も奇跡的で美しいとお話されておられました。
「女性だから○○」「男性だから○○」という言葉に縛られず
世界中のすべての人が平等に自由でいられる権利を持つために
私自身がすぐにできるジェンダー平等として、まずは沢山の愛や性の形があることを知り受け入れることだと学習致しました。
不要となった紙をアップサイクルさせる製紙会社へ見学
日常生活においても我々の仕事としても、日々大量に使っては捨てている紙。
分別回収などによってリサイクルされていることは何となく知っていたけど、実際にどういったプロセスで紙が集められ、新たに紙を作っているのかを知るために、大阪府泉南市にある山陽製紙さんの工場へ見学に行ってきました。
まずは集められた紙を水と攪拌して溶解処理し、段階的に異物を除去して、原料となる「古紙パルプ」を作ります。
それらを原料として、鉄・電線など資材の梱包材や米袋の口縫い部分に使用されるクレープ紙などを製造していました。
またこの会社では工業用製品のほかに、製品の特性を活かしてレジャーシートや靴の消臭シートなどのオリジナルプロダクトも開発していました。
そしてこの工場では、紙製造において使用した水を、活性炭ろ過方式の排水処理設備を用いて、取り入れた水の水質に近いレベルまできれいにする処理を行なってから排出しています。
一度不要となった資源が、また新たな資源を作るための原料となって、自分たちの生活を支えている。それは紙だけではなく、プラスティックなど他の資源においてもそうだと思います。
そういった日常生活では目に見えない資源循環のプロセスを知ることによって、自分たちの足元を見つめ直す機会となりました。
1歳の誕生日に、アイディア次第でずっと使える「MODU」をプレゼント
MODUは、柔らかいブロックにバー・車輪を組み立てて遊ぶ、デンマーク発の知育おもちゃです。
「想像して→組み立てて→遊んで」というプレイループのなかで、楽しく成長できるところが魅力です。
今回は娘がはじめて迎えるお誕生日に、せっかくなのでずっと使えるものをプレゼントしたいと思い、MODUを購入しました。
1歳になる頃、娘はちょうど捉まり立ちを始めていました。
10ヶ月で10kgという比較的豊満なボディだったので、すこしゆっくりめの立ち上がりです。
なので、そろそろ手押し車を用意して、歩行のサポートをしてあげたいなと思っていたのですが……ちょっとしか使わない(だろう)ものにしては……高いし嵩張る!
何か良いものないかな〜部屋に置いていてもガチャガチャしないものがいいな〜。そんな風に出会ったのがMODUでした。デザインもシンプルでとっても好きです。
そして誕生日当日。
いざ届いてみると、0歳から6歳まで、成長に合わせた使い方がBOOKで紹介されていて「“わくわく”と“ひらめき”が詰まっている」!そのコピーに偽りなし!いろいろ創りたい気持ちを抑えつつ、まずはやっぱり、いま必要な手押し車を組み立ててみました。パーツも多くなく、BOOKを見て組み立てるだけなので、ものの1分で完成です。
娘も大興奮でした。「行ける!わたし、どこまでも行ける!!」という感じで、汗だくになりながら歩いていました。
結局、すぐにひとりで歩けるようになったので、案の定というか手押し車は2週間ばかりで勤めを終えました。
その後は、手の使い方が上手になる頃には穴に棒を挿して遊んで、ひとりで座れるようになった頃にはテーブル&ベンチとして使って。1歳半になる最近では、水回りの踏み台にしたり、キャスターをつけたパーツで蹴り進むおもちゃになったりしています。
子どもと一緒に成長していくおもちゃ「MODU」。次はどんな風に使おうか(使ってくれるのか)、娘の成長ともども楽しみです。
住み続けられるまちづくりを!今まで知らなかった京都の良さや魅力を知る
京都出身でありながら、まだまだ京都の良さや魅力を知りません。
今回、「今まで知らなかった京都を発見するプチ旅行」へ…。
宿泊先のHIYORIチャプター京都では、京都の旅の記録が書かれた一筆箋が並んでおり、
隠れた名店や知られていない小路などもあり、思いのこもった奥の深い情報を知ることができました。
また、客室には「再利用」を促すプレートが…!
もちろん、しっかり再利用。
普段の生活や、たとえプレートがなくとも再利用の意識を持とうと思いました。
翌日は、グッドネイチャーステーションへ。
体と地球にやさしい食が揃ったマーケットを中心にショッピング。
なぜかお客さんも優しい表情のかたが多いような気がします。
京都の新しい魅力を知るとともに、
日常生活でも地球にやさしいを意識したいと感じたプチ旅行となりました。
木のノートから学ぶSDGs
普段生活の一部として、何気なく使っているノートについて考えてみました。
本来ノートに使う紙を作るためには、木を粉々にし繊維を抽出、異物を除去して漂白して…など本来たくさんの工程が存在します。こちらのshikibun(しきぶん)は、木を薄く削ったものを製本して作ったノートです。
1ページごとに異なる年輪が見え、木のあたたかさと木の香りが感じられます。また、木そのものなので、月日が経つと色味が変わることもあるそう。木も生きているんだということが実感できます。
再生可能である木は適切に使っていくことが大切です。ノート一つを買うにしても、環境に優しいものを選んでみるのもいいですね。
日本初のダイバーシティホテルを体験
日本初のダイバーシティホテル、「Hotel Cen」に宿泊してきました。
“百人百様の生き方を尊重し、人種や国籍、宗教、性別にとらわれずすべての人に寄り添う”をコンセプトに、LGBT当事者の方がデザイナーとして参画し、建物の構造やサイン、チェックイン方法など、配慮されたサービスを提供されていました。
印象的だったのは、化粧室のピクトグラム。「All Gender」で男女分かれておらず(個室)、全く違和感のない快適な空間でした。また、ロビーには小松美羽氏の作品、外壁やカフェ内にはポップなアート作品があったりと、随所に散りばめられたアートがとてもユニークで「Hotel Cen」の「個性」を演出していました。駅近ですが、静かで仕事にも集中でき、とても良い時間を過ごさせていただきました。
服の循環 ~ユニクロと無印のリサイクルへの取り組みに参加~
私は服をゴミとして捨ててしまっていたのですが、
大手2社でのリサイクルの取り組みを知ったので参加してみました。
ユニクロでは「RE.UNIQLO」という取り組みで
難民への衣料支援や、CO2削減に役立つ代替燃料への再生を行っているそうです。
ユニクロでは「RE.UNIQLO」という取り組みで
難民への衣料支援や、CO2削減に役立つ代替燃料への再生を行っているそうです。
無印良品では「ReMUJI」という取り組みで
回収した衣類を染め直したり、複数の衣類をつなぎ合わせたパッチワークの服を作ったり、
きれいに洗い直して古着として販売をしているそうです。
私は染め直したシャツを購入したのですが、糸は染まらない素材なので、
元々販売していた時とは異なるステッチがかわいいシャツに変身しているそうです。
私の服も誰かの役に立っていることを願います。