余った端切れの布で蜜蝋ラップ作り。暮らしの中でできるSDGsの活動について考えました。
以前から妻が興味を持っていた蜜蝋ラップ。
毎日使って毎日捨てるサランラップが寛容に与える負荷を少しでも減らすべく、この機会に作ってみようということになりました。
使用したのは「KAWAGUCHI 布でつくる みつろうラップ」という商品で、ラムネ菓子くらいの大きさの蜜蝋が50g入っています。布は余っていた端切れ。カーテンやハンカチなど使わなくなったものがたくさんあったので、これをラップにしてみました。4歳になる子供も興味深く観察していました。
これによってサランラップを全く使わなくなるかと言われるとそうではないのですが、生活の中で少しずつでもSDGsに取り組んでいこうと思います。
モノづくりの本質と消費者としての責任を痛感した1日!
妻が出展者として参加した『ひろたのエシカルマルシェTHINK』は、「良いモノを丁寧に作り、長く大切に使う」という持続可能な社会に欠かせないコンセプトを掲げたイベントでした。
私自身も子供達とブースの設営・撤去や接客などを手伝う中で、参加されている方々の環境に対する強い意識に触れることができました。大量生産・大量消費が当たり前の世の中で、持続可能な社会に対する作る側の意識改革は当然のこと、消費者が環境に配慮し丁寧に作られたものを積極的に選ぶことで、作る側の意識を変えることができるということを強く感じた1日でした。
自身の仕事でも「良いモノを丁寧に作る」ということで、持続可能な社会の実現を実践していきたい!
長く使うことを前提にしたレザースニーカー
大阪のシューズブランドbright wayの、ソールなど消耗パーツがすべて交換できるリペアラブルなレザースニーカーを購入しました。
靴は手入れをすることで長く使い続けることができ、レザーであれば経年変化による風合いの変化も楽しむことができます。
ただ、どうしても問題になるのがソールの摩耗。
革靴であればソールを交換することができますが、スニーカーは構造上ソール交換ができないものがほとんどで、まだ履きたいのにソールが破れてしまい泣く泣く捨てたスニーカーはたくさんあります。
スニーカーはいつかソールが無くなって捨てるもの、とあきらめていたところ見つけたのが、このbright wayのレザースニーカー。
「大量生産・大量消費の現代において、10年後も愛用できるプロダクトを創りたい。」というコンセプトのもと、ソール、インソール、シューレースなど消耗するパーツを交換できるように製作されており、これらの交換パーツもオンラインで注文可能です。
国内で生産された軽くて柔らかいレザーを使用し、10年後でも飽きが来ないようデザインがとてもシンプルなところも気に入っています。
これまでの大量生産・大量消費による経済は、大量の廃棄物を生み出し環境を圧迫してきました。
それに対し、消耗したらすぐに新しい製品に買い替えさせるのではなく、修理をしやすくして製品を長く使うことを前提にしたビジネスモデルは、これからあらゆるカテゴリーで拡大していくように思いました。
何より、たくさん履いてソールが減っても交換できるという安心は、靴好きとしてうれしい限りです。これからどんどん履いていこうと思います。
多くの旅人がからだを休めてきた宿場町「八百熊川」でこころもからだも休まる旅
今回SDGsへの取り組みについて考える機会をいただき、私は福井県にある「熊川宿」を選びました。若狭湾から京都にサバを運ぶ「鯖街道」最大の宿場町として栄えた「熊川宿」は国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されており、山に囲まれた集落の中には用水路が流れ、ゆったりとした時間を感じることができる素敵な場所で1泊2日過ごしてきました。
若狭町と連携して空き家のリノベーションを実行されており、古民家や土蔵を古民家宿に改修したお宿は石庭とリビングが連なる⾵通しの良いお部屋でした。
福井県内で揚がった新鮮なお魚を地元スーパーで購入し、大きなアイランドキッチンを囲みながら、料理と食事のひとときを楽しむ事ができました。
翌日の昼食では「里山かまどご飯」の体験プログラムに参加してきました。
築130年の古民家のかまどで火を起こし、ご飯を炊き、きのこ汁を作りました。
「はじめチョロチョロ、中パッパ」
この言葉は“美味しいご飯の炊き方”を意味していて、かまど炊きが主流だった江戸時代に生まれたと言われています。
炊き始めは弱火でお米の甘みと旨みを引き出し、その後一気に過熱。
釜全体に熱を均一にいき渡らせることで、米の1粒1粒が輝きふっくら仕上がります。
初めての体験でしたが、出来の良いご飯が炊き上がり感動しました。
かまどの火起こしに使用する木も、余った木材を使用していると聞きました。
“若狭町の食文化”、“お釜からでるお米の湯気”といった宿場町の雰囲気を感じることができ、こころもからだも休まる旅になりました。
ジビエで食のサステナビリティを考える
都内でジビエ料理を提供しているレストランを訪問しました。特に評判の高いという鹿肉のメンチカツバーガーを注文しましたが、臭みもなく旨味があり大変美味しかったです。
ジビエは近年注目されているグルメですが、農作物を被害から守るために捕獲される有害鳥獣の一部を食材として活用することで、廃棄を減らせるだけでなく、鳥獣被害に苦しむ日本の農山村を元気づけ、地域の活性化への貢献にもつながると言われています。ただ、現在捕獲されている鳥獣のうち食肉として流通しているのはまだ約1割にすぎず、ジビエの消費量が増えることによってその流通基盤がこれからもっと整備されていくかもしれない、という話をお店の方からうかがいました。ものの消費を単に減らすのではなく、特定のものを選択的に消費することで全体の循環が促され、結果的にプラスの影響を生み出すというアプローチが興味深かったです。
訪問したレストランでは、他にも、ガラス製の再利用可能なストローが使用されていたり、お店から出た生ごみのコンポストを使った野菜の栽培なども行われており、細かいところまでサステナブルな取り組みが徹底されていてとても良い刺激を受けました
自然素材を使用した製品で、身体にも環境にも良いことを。
本町で10月20.21日と行われていたSDGs対応技術展へ行ってきました
そのなかで私が興味を持ったのが株式会社アルボース様の手指消毒液や石鹸です。普段スーパーなどでよく見かける消毒液も実は環境に配慮された商品だということを初めて知りました。
また、あまり身近ではないですがスクラブ状のハンドクリーナーもあり(主に自動車整備工場などで使われるようですが印刷会社で使うこともあるようです)、こちらは水に溶けずに環境汚染へ繋がるマイクロプラスチックビーズという5ミリ以下の粒子を使用していないそうです。普段何気なく使っている手指消毒剤が環境に配慮されているのか考える良い機会になりました。
ポチったレザーバッグのかげに貧困国の技術あり。
ふだんは“リュック派”なのですが、ちょっとした折に使えるカバンが欲しくて探していたところ…見つけました。外側にはブランドロゴもなく、とてもシンプルな見た目。革製なのに、お値段は手頃。「コレいいね」とポチってしまったのは、バングラデシュの革工場でつくられたトートバッグでした。
─バングラデシュ製の革を使用
当初は、無知なため「バングラデシュの革製品!?」と訝ったのですが、調べてみると、革産業はバングラデシュの主要産業のひとつ。高品質なレザーとしてパリやミラノなどでも人気なのだそうです。
─あえて貧困国で生産
実はこのバッグ、日本の会社が企画・デザインし、生産については、SDGsの貧困問題に対する取り組みとして、近年急速に経済成長はしているものの、未だに貧困国と認識されているバングラデシュにあえて委託しているのだそうです。
─モノ選びにSDGsの目線
今回のカバン購入をきっかけに、モノ選びの際は、SDGs的な目線も大事だなとより強く思うようになりました。とはいえ、気に入ったモノは長く大切に使いたいので、このバッグメーカー経由で 『貧困をなくそう』に貢献するのは、当分先のことになりそうです。
「樹恩割り箸」で3つのいいこと
北海道札幌市に行きました。
元々北海道に行く予定でしたので北海道でSDGs体験を探していると「樹恩割り箸」の存在を知りました。
その「樹恩割り箸」を使用しているのがラーメン札幌一粒庵でしたので訪問しました。
「樹恩割り箸」は日本の森林を守り、元気にするために間伐材・国産材を使うこと、障害者の仕事づくりに貢献すること、食堂の排水を減らすこと、この3つの目的をもって作られています。
それを使用する事でラーメン札幌一粒庵はSDGsに貢献しています。
実際に訪問してみると「樹恩割り箸」は常時提供されていました。
「樹恩割り箸」がSDGsに直結しているわけではないが
「樹恩割り箸」を使用する事によって、SDGsの3つの目的が達成されるのは
普段SDGsをあまり意識していない私も考えさせられました。
また、訪問した際の店外に20人ほどの列ができており、私が食事を終え店外に出た時もその行列は続いていました。
人気があるなと感心しつつ、人気のあるラーメン屋が「樹恩割り箸」を使用する事で
「樹恩割り箸」の消費も増え、ますますSDGsに貢献しているなと思いました。
リサイクル(廃棄物の商品化)をコンセプトとした ブランドバック『SEAL』を体験。
ブランドコンセプトに興味を持ち商品を購入し使用。
デザイン、機能性に優れとても素晴らしいブランドを実感しました。
また廃タイヤの処理方法を調査した所、これまでの主流「サーマルリサイクル」
※熱利用に、課題も多くまた製紙業界にも関わる事が理解出来ました。
・ 利用先の4割を占める製紙業界は、昨今のペーパーレス化等の影響により利用量が減少。
・ 燃料利用は、廃棄物由来の他燃料や安価な輸入品との競合により利用量が減少。
単純に資源(※紙の使用量)を制限する事で地球環境や社会に良い影響を与えられると
錯覚しやすいですが自身も関わる印刷業界のペーパーレス化が印刷だけでは無く、一見関係が
無い様な他業種にも大きな影響を与えている事が分かりリサイクルの循環、SDGsの達成は
自分達が社会で関わる事象を深く理解し周知する事が遠回りの様で近道なのかと感じました。
大規模なSDGsの取り組み、瀬戸内国際芸術祭2022 〜秋期〜
瀬戸内国際芸術祭は、忘れられてきた島々に、現代アートの力を借りて訪れてもらい、地域の活性化、創生を行おうと開催されている芸術祭。『海の復権』というテーマをもとに、直島、小豆島といった10の島々と香川県、岡山県、広島県を含む大規模なSDGsの取り組みとなっています。
私は「女木島」「男木島」を選びました。グッドエクスペリエンスだったのは、作品案内の人たちや籠を背負いゴミを拾って回る方達。皆さん親切で笑顔で色々と説明してくれました。
聞けば、地元の方や高松からボランティアに来ている人たちでした。一度道に迷った時、家の前の椅子に腰掛けていた島のおばあちゃんが親切に道を教えてくれました。良き体験となりました。
伝統農業物のOOS品を地域の業者でジュースにして子供食堂に寄附
山形県の先祖伝来の作物を活かす月山パイロットファームの紫折菜のOOS品(Out Of Standard=規格外農作物)と2021年の雹でダメージを受けた櫛引林檎を買って、地方事業者カクギンのOOSプロジェクトで ジュースに変えて、大阪豊中市の子ども食堂ごはん処 おかえりに寄付
庄内地域の農業事業を支援して(SDG 8, 12, 15番)、関西の20歳以下の子どもは、いつでも無料でご飯が食べられまる子ども食堂のお客さんに自然食品の店で売ってある高額なジュース並みのものを出す(SDG 1,2,3,10 番)
いつでも無料でご飯が食べられまる子ども食堂のお客さんに自然食品の店で売ってある高額なジュース並みのものを出す(SDG 1,2,3,10 番)
青空と、花と、リサイクル公園
和泉市にある和泉リサイクル事業公園へ行ってきました。
元々は産業廃棄物の最終処分場で、その跡地をリサイクルする目的で作られたこの公園は、広さが約76,000㎡もあり、敷地内には季節の花々が楽しめる農園、ハーブ園、日本庭園、多目的グラウンドがあります。
10月はコスモスが見頃ということで訪れたのですが、この日は快晴でたくさんの人たちで賑わっていました。公園に入ってみると目の前にはコスモスの花が一面に咲いていて、他にも赤く紅葉したコキアや、咲き始めたバラなど、空の青さと花々の美しさで、爽やかな秋の季節を感じることができました。子供が小さな頃にも来たことがあり、その時は特にリサイクルのことは気にしていなかったのですが、改めて見ると公園の色々なところにも廃材が使われていていることに気づきました。
ほとんどの設備や資材等に産業廃棄物からのリサイクル品が使用されているそうです。公園内には和泉市の特産物の廃棄資源を利用した商品や、新鮮な地元の野菜を売っているお店もあり、立ち寄ってたところ立派すぎる枝豆を発見! 太い枝ごと切った大きな枝豆の束を購入して帰りました。
美しく整備されたリサイクル公園で、たくさんのキレイなお花や植物に癒され、気分をリフレッシュすることができました。
100km完歩で感じた住み続けられる魅力ある街とは
10月22日朝に世界遺産姫路城を出発し24時間以内に100km歩いて大阪城にたどり着く
『関西エクストリームウォーク100』に参加してきました。
実際に歩いてみて印象的だったのは、やっぱり面白いことは現場にある!!
面白いことは人との触れあいで起きる!!ということ。
観光地として目立つような場所ではないけど、瓦で組んだ海沿いの歩道壁面や漁港、
大声で怒鳴る声がするから大勢で歩いているのに怒っているのかと思いきや「ナイスチャレンジ!!」と
ポジティブな応援を送ってくれるおっちゃん。(電飾のおじいさんとわんちゃんはまた別のサポーターです)
通りがかりの人と交わすやりとりや、私設エイドを作って温かいぜんざいを振舞ってくれる親子に出会ったりと、
そういう人に興味関心があり、お互いを認めるようなやりとりがスムーズに出来る街は住みやすい魅力のある街だなぁと思いました。
あと、現実的な話でいくと公共トイレが多い街っていうのも住みやすいに直結するのではないかと思いました。
長時間歩いてると何度もトイレに行くんですが、やはり人口が多い、増えているような街では
大きな公園があったり、人が集うような場所がありトイレ環境が良かったです。
近年は天災も多く帰宅難民や集団避難といったこともいつ起こるかわかりません。
その時に食事とトイレは非常に大きな問題になってきます。
そんな事態を想定して助け合いジャパンによるみんな元気になるトイレプロジェクトという活動があり、
全国自治体に続々とトレーラー型の移動トイレを設置していっているようです。(以前静岡県へ支援してみました)
http://corp.tasukeaijapan.jp/toilet/
少しでも良い環境を作れるために、備えておけることは今回のことをきっかけに取り組んでいきたいなと思いました!
不用品を新しい製品にアップグレード
キャスターが壊れてしまったキッチンワゴンと廃材を利用して、
大容量の収納棚にアップサイクルしました。
余った廃材は、うさぎ小屋と子どもたちの勉強机に!
家族一緒にペンキを塗ったり、カタチを考えたりすることも楽しむことができ、
何でも壊れたら買い与えるのではなく、
ものを大切に使うこと、
壊れてしまってもどうしたら生まれ変わらせてあげることができるのかを共に学ぶことができました。
製造日本一の鯖江市でメガネを学ぶ
約40年お世話になっている眼鏡について取組が出来ないかと考えました。
日本でメガネと言えば福井県鯖江。鯖江市はメガネ作りの歴史は約100年、
国内産メガネフレームの96%を製造しています。
鯖江市の「メガネミュージアム」に行ってきました。
メガネストリートにあり、駐車場の白線、自動販売機などにロゴがあしらわれメガネの街をPRしています。
メガネミュージアムの中にメガネのシャンデリア、メガネの歴史、著名人のメガネが展示されていて
今までほぼ知らなかった眼鏡の製造工程などが気軽に学べました。
今まで使っていた古いメガネを再利用のため送付し
鯖江の工場で作られており2本分のフレームが廃棄されたペットボトルから1本になっている
PLAGLAと言うブランドのメガネを購入。
普段から身に着けているものからSDGsを体験できる旅になりました。
農地の荒廃化を防ぐために年間を通して知人の農作業のお手伝いをしています。
全国的に農家の高齢化や減少などによる農地の荒廃化が進む中、
兵庫県川西市でご自身の農耕地に加えて、周辺の高齢者から譲り受けた休耕地で、
季節季節の野菜や果樹を無農薬で育てている知人のお手伝いとして
土づくりに始まり、整地、苗植え、雑草の除去、収穫、保管小屋作りまで、
様々な作業を年間を通して月2回のペースで行っています。