電動バイクを通じてクリーンエネルギーについて考える。
カーボンニュートラルに向けて政府や企業がロードマップを作成・行動している中で、
身近なもので体験しようと思い、電動バイクに初試乗。
ガソリン車とは味付けがまるで違い、EVカーと同じように静かで加速感が心地よい!
お店の方にお話をきくと、まだまだ開発の余地のある電動バイク。
バッテリーは放っておくと放電するし、フューズを切るとGPS機能まで消える、、
細かい装備はまだまだガソリン車には追いついていないとのこと。
取り扱いのしやすさを売りにすると、競合相手はキックボードになってしまい
バイクらしさをどうだしていくかに期待などなど、さすがの解説。
ためしに電動キックボードのレンタル場所を検索すると
大阪市内でもかなりの設置数。※東京1,250箇所以上、大阪350箇所以上
https://luup.sc/
こんなに普及していたのだなと、驚かされる。
ゼロカーボン・ドライブなど車を中心に、
今後は飛行機や船舶(※日本のEVタンカーが世界初として竣工済み!)もEVへと置き換わり、
貨物輸送をはじめ、身近な移動手段も【新しい交通】として概念そのものがアップデートされていくのだなと感想をもつ。
未来に思いを馳せつつガソリン車の良さも再認識。
折り合いのつくよき未来が訪れるように、
いまは乗れる内に乗っておこうと思うのでありました。
シートの下にフューズや配線が収納。この中央のスイッチがフューズ。オンオフを簡単に操作できる。
タンク部分の下に約20kgのバッテリー。
食と空間を通じてサステナブルを知る
永田町にある、サステナブルをテーマにしたフレンチレストラン「Noeud.Tokyo」へ行って来ました。
こちらのお店は、生産者、地域、自然環境などさまざまな生態系や循環を、食を通じて表現することをテーマにしており、無農薬、無投薬で育てられた野菜やジビエを生産者から直接買い付けて提供しているそうです。
この日いただいたメニューは10品ほどのディナーコースで、
一品目にでてきたお魚の形をしたアミューズでは、普段食べない青魚の骨や皮を乾燥させて細かく粉砕し、クッキーのように焼き上げた一品で、サステナブルを意識しながらも可愛らしく目でも味でも楽しい一品でした。
またネギをつかったお料理では、こちらも普段使用することのない根の部分を素揚げにして提供したり、根菜の皮をピューレやソースにして提供するなど、料理のあちこちに、無駄にしない、フードロスをしないといった考えがみてとれました。
他にも、あしらわれているハーブは間引きした若い芽を使っていたり、ズッキーニの花を使ったお料理がでてきたり・・・。普段食べることのない食材でも工夫とアイディア、手間次第で素敵な一品に変わるんだなー、という驚きを体感することができました。
役目を終えた「もったいない糸」で編み物
アパレルでのシーズンを終えた糸を、”もったいない糸”として販売しているSAWADA MARCHE。そんなサステナブルな取り組みを活用し、趣味である編み物をしました。
SAWADA MARCHEを運営する澤田株式会社さんは、原糸をアパレル様向けに販売する事業を行っており、季節の変わり目に糸を整理をすると役目を終えたあとの糸がたくさん出てくるそう。その役目を終えた糸たちが息を吹き返すことによって、環境負荷が軽減、また無駄な原料ロスの低減を販売者と消費者で実現しているのです。
購入した毛糸は一玉なんと400g!(通常約40gなのでその10倍)
普段市場には出回らない、原糸メーカーだからこそ取り扱える糸なので、驚くほどお手頃価格です。セーターなどの大きな作品を作る際、また利用しようと思いました。今回は、冬に向けて被り物を作ってみました。
サスティナブルフレンチレストランを体験
永田町にあるサスティナブルフレンチレストラン「Noeud.TOKYO (ヌー.トウキョウ) 」に谷口さんと関根さんと行ってきました。今後、世界は食糧難になるとも言われていて、2.飢餓をゼロに、14.海の豊かさを守ろう、15.森の豊かさを守ろう、などに通じることなのではないかと思い体験してきました。
普段は捨ててしまうような魚の内臓や頭、骨なども余すことなく使ったお魚のサブレや、あまり口にしたことのない葉野菜、ジビエのお料理はまさかのダチョウ!そこに添えられているものも根っこを揚げたものだったり、多くの驚きがある「食」の体験でした。ちなみにダチョウは鶏肉というよりは馬肉に似ていて臭みもなく、大変美味しゅうございました。
人間ですから、命を奪って糧として生きていかなくてはならないので、食材は余すことなく使い切るということに、もっと目を向けていかなくてはな、、と改めて思いました。
のどかな田園風景に溶け込むマイクロブルワリーで眼福&口福を堪能
SDGs体験を考えるときに、大好きなビールで何かできないかと考え、色々と調べているうちに地元産原料100%でビールを醸造する、彦根にあるブルワリーを知りました。このブルワリーでは、ビールを製造する工程で通常は廃棄物となる麦芽カスを田畑の肥料や家畜の飼料として再利用しています。
実際に訪れてみると、どこまでも広がる田園風景の中にポツンと佇むその建物自体も自然換気ができるよう設計され、周囲から浮くことなくその場にあることが当たり前のように溶け込んでいました。
肝心のクラフトビールは、その種類も多く、ラベルもデザインされた、目でも楽しめる美味しいものでした。
車でないと訪問は難しい場所にありながら、若いカップルや小さなお子さんを連れたご家族連れ、年配のご夫婦など、様々な世代の方々が次から次へと訪れ、ビールを楽しむだけでなく、建物の周りに広がる芝生で自然を感じる時間を堪能していました。
炭酸専用ボトルで(これも素敵なデザイン!)生クラフトビールをテイクアウトし、家に帰ってからもゆっくりと味わいながら、日々無意識に消費しているビールやその他アルコールについて、自分でもできるSDGsがないか思いを巡らせる時間を持てました。
(今回訪れた場所:彦根麦酒 荒神山醸造所)
観葉植物にハマってしまいました
今回この機会を使って何をするか、中々決まらず、正直なところ何となく決めた内容でした。ただ植物を買ってきて枯らしてしまっては可哀想なので、いくらか予備知識をつけてから初心者でも育てやすいものをしばらく育てていると、段々面白くなってきて、現在5種類まで増えています。
多分気のせいだと思いますが、室内の空気が浄化されているように感じます。あと、自宅の樋に雨水タンクを取付けて植物の水やりに使っております。
自分自身でもここまでハマるとは意外でした。こういった機会を頂いてありがとうございました。
DCD&DEL合同メンバーで学ぶ、沖縄の文化・自然
DELの池田さん、小川さん、矢野さん、DCDの一色さん、宮本さん、大渕の6人で、事業会社間の交流を深めつつ各自がそれぞれテーマを持って、沖縄の自然、文化を通じたSDGsの体験学習を行ってきました。
自然を通じての体験レポートは他のメンバーにお任せし、私は沖縄の街並み、施設から独自の文化、歴史を学ぶことをテーマに、那覇の街を探索してまいりました。
那覇の街を歩いていると、古くてやたらとエモい建物が多いことがまず目につきます。戦後のアメリカ統治時代の面影を残した建物が今もそこかしこに残っています。アメリカの古い映画に出てくるような建物、でもどこか沖縄らしい?雰囲気もある。本土とは異なる独自の文化が築かれたのだなと思います。
有名な国際通りを1本裏に入るだけで、これは廃墟?のように見えて実は店が営業している建物や、日本っぽい古民家にアメリカンなペイントが施された店舗などなど、東京はおろか日本ではここでしか見れないだろうというような光景が広がります。たくさん写真を撮ったのですがここでお見せできる枚数に限りがあるのが本当に残念です。
そんな街並みをブラブラしておもむろに発見した、巨大な綱。
那覇大綱挽というもののようです。
https://www.naha-otsunahiki.org/festival.php
発祥は古琉球までさかのぼるようなのですが、那覇が琉球王国の国際交流都市として繁栄するに従い、国王襲位の国家的慶祝行事として挽かれるなど、琉球王国の独自文化となったようです。戦時中は途絶えていたようですが、祖国復帰の前年1971年に復活、1995年にはギネスブックによって世界一のわら綱と認定されるなど、沖縄最大の伝統行事として定着しているようです(恥ずかしながら全く知りませんでした)
実際目の前に立つと、でかい…!太い!(撮影時の私も今よりだいぶ太いですね…)
アメリカナイズされた戦後の風情にばかり目がいっていましたが、固有の文化にも触れることができ、
大変多くの気づきと学びになりました。
ジビエを満喫し、自然の恵みへの感謝を
友人3名と人形町の居酒屋「獣肉と酒 ぼんくら」でジビエ料理を満喫しました。
野生鳥獣被害対策のために捕獲された鳥獣のうち、食肉として流通しているのは全体の1割にすぎないそうです。
(出典: https://gibierto.jp/sdgs/)
人間にとってのサステナブルな暮らしのために失われた命を、きちんとおいしく食すことが身近でできることだと思います
この日いただいたのは、
・(お通し)羊と下仁田ネギの煮つけ、羊とあごだしのスープ
・羅臼トドのユッケ
・兎のロースト
・羆と原木椎茸のすき焼き
・蝦夷鹿もも肉のロースト
・奥入瀬野菜のおつまみ盛り合わせ
すべてとてもおいしかったのですが、特に珍しかったのは羅臼トドのユッケ。濃厚な味と香りが脳裏に焼き付いています。
兎のローストはジューシーな鶏肉なようで鶏肉よりコクがあって…兎が”羽”と数えられる所以を感じました。
また蝦夷鹿もも肉のローストが、上品な香りと滋味深い味わいで本当においしかったです。
日本酒や焼酎のメニューも豊富でしたが、この日はナチュールワインと楽しみ、エシカル消費に貢献しました。
おいしく楽しく、自然の恵みへ感謝する時間を過ごすことができました。
コロナ禍による町会での定期公園草刈りができない状況で草刈り機を使用した美化活動。
コロナの影響もあり町会・子供会・老人会で定期的にする公園の草刈りができず、また市に告げるも対応が遅くそんな状況下、雑草ボウボウ状態が気になり草刈り機を購入。
今まで鎌で刈っていましたが、数人では限界を感じたのでこの機に購入を決断しました。
草刈り機だと簡単に刈れると思っておりましたが、なかなか草が絡まっててこずりました。
今後も草が生えて気になれば個人的に草刈りを継続していければと思う。
土佐藩時代の姿をそのままに残す史跡、 高知城で歴史建築体験
大阪から車で約5時間。明石海峡を渡って、夏の南国高知に行ってきました。
高知といえばやはり坂本龍馬です。
「お〜い!竜馬」に始まり「竜馬がゆく」「龍馬伝」…と、
とにかく龍馬好きの私にとって高知は憧れの地でもありました。
そして、龍馬の物語の中でも必ず登場する、山内氏の居城。それが高知城です。
かつて明治維新の際には全国に250余りの城郭があったそうですが、
江戸時代からの本丸の建造物がそのまま残っているのは高知城だけ。
400年の歴史を誇る、まさにサスティナブルな建築物ともいえます。
追手門から入って特に目を引くのは、穴太(あのう)と呼ばれる伝統的な組み方をした石垣です。
自然にある石を加工しないままに積み上げているというから驚きます。
それでいて地震に強く、排水も考えられた構造なのだとか。現代の都市のあり方にも何か示唆を与えてくれる先人の知恵ですね。
その後、少し足を伸ばして景勝地・桂浜へ。
幕末の志士たちも同じ景色を眺めてきたのでしょうか。
澄みきった海の青と、空の青…また訪れたくなる最高の美しさでした。
伊勢神宮の歴史、おかげ横丁の街並みからSDGsを体感する小旅行
1300年以上の歴史のある伊勢神宮を参拝し、古来からの持続可能な取り組みを肌で感じてきました。改めて、意味を感じ参拝することで、とてもSDGs(持続可能)をとても体験できました。
20年に一度の式年遷宮にはいくつか意味がありますが、技術伝承の上から、宮大工や神宝製作の匠の技を伝えるにも、二十歳代で入門、四十で一人前、六十歳代で棟梁や指導者になるというサイクルがあり、20年に一度行うという合理性にとても感銘を受け、SDGsを感じました。我々の仕事もついつい同じ担当者が長年行い、属人的になりがちですが、この式年遷宮を見習わなくてはと思いました。
また、おかげ横丁を見ても、古くからの街並みを残しつつ、創業300年以上続く赤福の営業車が電気自動車であることに、古いものを残しつつ、環境に配慮した新しいものを取り入れるハイブリッドなSDGsも垣間見ました。
ゴミ山から再生した里山で、 アニマルウェルフェアと命を頂く大切さを学ぶ。
埼玉県入間郡にある「三富今昔村」に行ってきました。
もともとゴミ山だった場所を里山へと再生させたこの施設では、
「サステナブルフィールド」というタグラインの通り、訪れた人へSDGsと向き合う様々な体験サービスを提供しています。
今回は、アニマルウェルフェア(AW)をテーマに、鶏の飼育現場で触れ、その卵やお肉を頂くWSに参加しました。
鶏の家畜は通常、生産性を重視するため、身動き一つ取れずギュウギュウな環境で、生涯自由に動くことすら制限され飼育されるのが一般的だそうです。AWとはそれと異なり、「動物本来の行動の自由を尊重する」飼育方法が取られ、スターバックスやマクドナルドなどもAWへの対応を始めているそうです。
当日は、AW環境での鶏への飼育体験や卵の採取を行い、また、養鶏として役割を終えた鶏のお肉をキーマカレーとして食べる体験を行いました。
その他にも、賞味期限が切れたパンをおいしく再調理し、食べる体験も行い、改めて、日々食べている食べ物の大切さを学んだ機会となりました。
また、この施設は実は、隣接する石坂産業という産業廃棄物の処理会社が運営しています。
一見本業とは異なるようですが、その理由は同社のビジョン「ごみを、ごみとして、終わらせない社会の実現」にあります。
本業を通じて再生した土地で施設を運営し、
訪れた人々と共にビジョン実現を目指すこの取り組みはブランディングの事例としても勉強になりました。
外来生物の襲来でSDGsを体験!!
自宅の近辺で外来生物のセアカゴケグモが発生しているとの情報が飛び込んできました。元々、家の近くが大きな公園のため虫は多かったのですが、さすがに刺されると大変だということで調べたところ、セアカゴケグモは外来生物の中でも生態系に被害を及ぼす特別外来生物に指定されており、SDGsの取り組みとして駆除をおこなっている自治体もあるそうです。
我が家の側溝もチェックしたところ、それらしきクモの巣がチラホラ。急いで大型ホームセンターへ向かい、ズラリと並んだ高圧洗浄機の威力を確認し、クモ退治スプレー、軍手を合わせて購入して帰宅。市が配布しているパンフで側溝のクモと巣をチェックし、クモ退治スプレー噴射。しっかり手袋をして側溝の蓋を外してみると、なんと卵数個と1匹の本体が確認されました。高圧洗浄機を噴射して取り除き、クモの巣と温床になりそうなコケや落ち葉も根こそぎ除去しました。再度、予防のためのスプレーを側溝全体に振りかけて完了。プランターの裏や自転車にも巣を作るというので念のためスプレーしておきました。なかなか切れないネバネバしたクモの巣を見つけたらご注意ください。
突然の外来生物の襲来で思わぬSDGsを体験。住み続けられるまちに、陸の豊かさを守るために定期的にチェックして外来生物の駆除に取り組んでいきたいと思います。
サスティナブルな日本酒の世界を味わう
日本酒が好きで色々と楽しんでいましたが、歴史に本気で触れたのはこの「SDGs×BENEFIT」でした。米と水と酵母で酒を醸し地産地消する。サステナビリティの概念が広がる以前から、酒蔵が生業としていた姿がそこにありました。
1711年から近代化される前の考えと製法を守っている酒蔵があると知り、是非味わいたいと思い購入することにしました。
自然栽培米・天然水・生酛(麹)という昔ながらの製法で作られた酒は、味わい深く、甘みと酸味のバランスもよく、同じ蔵元の塩麹を混ぜた酒の肴との相性も抜群でした。
これからも、日本のSDGsの先駆けである日本酒を応援して行きたいと思います。
サスティナブルな音ってどんな響き?? 〜サトウキビからできた楽器の弦を試してみた〜
私は幼い頃からクラシックギターを学び、今でも趣味の一つとして弾き続けています。
そうした楽器の演奏を楽しむ中で何かSDGsに関連してできることがないか、と探してみると、消耗品である楽器の弦でサスティナブルな製品が出ていることを知り、今回その弦を試してみることにしました。
今回試してみたのは、イタリアの楽器用弦メーカー、Aquila社が発売している「Sugar」という弦です。
パッケージを開けると、まず目に入ってくるのは低音弦のビビッドな赤い色。この色は、弦の寿命を長くするためのコーティングがなされているためです。そして高音弦は白っぽい見た目をしていて、その素材には「シュガー(砂糖)」という名前の通り、サトウキビ由来の植物性プラスチックが100%使用されています。
一般的にクラシックギターの高音弦には、ナイロンやフロロカーボンといったプラスチック製品が使用されています。ナイロン弦は柔らかく丸い音が、フロロカーボン弦はクリアで透明感のある音が特徴となっていますが、サトウキビから作られた弦はどんな音色を奏でてくれるのでしょうか?
弦を張り替えて音を出したときにまず驚いたのは、どこか金属的な響きがすることです。
指先に伝わってくる弦の感触も「細くて硬い」というフィーリングで、アコースティックギターの音に近いな、というのが第一印象でした。
その後しばらく弾いていると、落ち着いてきて角も取れてきましたが、依然として金属的な響きは微かに残っています。その音色は「明るく、クリアで芯のある音」と言えますが、クラシックギターの弦としてはこれまでにないような特徴的で尖った響きであり、好き嫌いが分かれそうです。
弾き心地としては、反応も早くてよく響く点は好みです。ただその反面、指先の繊細なコントロールが求められるなという印象でした。
と、ここまで文章でレポートしてきましたが、言葉で音色を伝えるには限界がありますよね。
そこで、今回取り上げたSugar弦と、一般的なナイロン弦で同じ曲を弾き比べてみたので、ぜひみなさんの耳で直接その音の違いを確かめてみてください。
▽動画はこちらへ。▽
https://youtu.be/uWMltQ7GDjA
今回サトウキビから作られた弦を試してみた中で感じたのは、サスティナブルな製品を使うことは日常への刺激になる、ということです。今までのナイロン弦では味わえなかった響きや弾き心地が楽しく、ひさしぶりにギターを弾こう、という気持ちにさせてくれました。
普段の生活でも毎回慣れきった同じ製品ではなく、サスティナブルな視点を意識して製品を選んでみると、いつもと違う体験が得られて楽しくなってきそうです。
みなさんもサスティナブルな刺激、味わってみませんか??
兼業農家のSDGs
日本では、農業従事者が減少の一途をたどるなか、農業従事者は2015年から2020年にかけて約45万人減少しており、
その結果、日本では耕作放棄地が増え、食料自給率は低値で推移しているそうです。
農林水産省の調査によると、2020年度の食料自給率は、カロリーベースで約37%、生産額ベースで約67%という状況で、
この状況は、持続可能な社会であるとはいえず、農業の生産性の向上が必要であると考えました。
加えて、農業の生産性を上げることは、飢餓の撲滅に貢献できると考えます。
兼業農家である私にできることを考えた時に、耕作放棄地を増やさず、持続可能な農業の形として、まずは主食である米作りを絶やさないことで、食料自給率に貢献することだと考えました。
まずは家の前にある土地で米作りを行うために土地を耕し、稲を購入。
その後、耕作した土地に田植え機で稲を植え、水量管理を行いながら、
除草/除虫作業を継続的に実施。
田植え(5月5日)から5ヶ月後の10月2日にコンバインで稲刈りを行い、刈った米を乾燥させています。
籾すり・精米と、まだ2工程の作業が残っていますが、実際に食卓に並ぶのは、田植えから約170日後になります。
これだけの労力が掛かるため、今後も継続して米作りをしていくのは大変ですが、少しでもSDGsに貢献できればと思いますので、続けていきたいと思います。